2017年9月23日 人が集まる会社とは?
「経営品質」というワードをご存知でしょうか。添付図を参考にしていただきたいのですが、「卓越した経営」を目指す姿として、4つの基本理念を上げています。経営の革新にとても役立つツールです。バリューイノベーションプロジェクトの後半に活用します。
(私は、このJQAAの改革支援部運営委員も務めています)
図の様に、「経営品質において、社員はすべての基盤」です。
最近、メディアでは、
・人手不足
・離職率のアップ
がよく取り上げられますが、
・いったいどうしたらいいのか?
・原因は何だろうか?
から対処していく経営者の姿を見かけますが、だいたいうまくいきません。
それは、『問い』の立て方が良くないのです。
三方よし(八方よし)の会社群は、
・業界で、地域で、日本で、一番働きたい会社を創るには?
から入るのが正解です。
それが実現した時の社員の笑顔を想像してみてください。
それを実行するのみです。従来の「効率」ではない、一見無駄に見える「効用・効能」が求められます。
それが、ES(社員満足)の笑顔想像力です。
そうすると、下記の幾つかの革新が必要になってきます。
① トップの変化:社員への感謝、社員・関係者とのパートナー共創意識
⇒ 社員を機械の部品のようにみないで、自由闊達な文化と組織風土にする。社員のやりがい、独創性を尊重する。
② 社員意識の変化:目的・社会貢献・価値ポジションの明確化
いったい社会のどこに価値創造して、貢献しているか、目指す姿を明確化して仕事にやりがい・生きがいを持つ。
③ 仕組みの変化:業界で、地域で、日本で、一番働きたい会社を創るために、仕組を変える。
それは、従来の「管理型」「効率型」からの離別です。「個人個人を認めるためのコミュニケーション・学習」、結果としての「主体性」等です。
変わるべきは、『TOPの意識と3つの力』です。
1.Will:自分事力
2.Smile:笑顔想像力
3.Skill:本質創造力
TOPが『Will・Smile・Skill』を三位一体で身につけ、社員・関係者と共創・実践することで、自然と社員・組織風土が大きく変わることを「実践の場」で見てきました。
是非、「人が笑顔で集まる会社にするためには?」を笑顔想像して、それに真正面から挑戦、実践されてください。ご支援します。
そこに、「働き型改革」「人づくり改革」の答えの「1/3」があります。
価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ