価値創造の知・第71夜 6.巻き込む力・巻き込まれる力@革新の7つの力

2017年10月2日 人間力と経営力

革新の7つの力も終盤に近づいてきました。
「巻き込む力」があっても「巻き込まれる力」がないと大きな力になりません。実は、この二つの力は、コインの表と裏です。
これらを私の経験とご支援先の事例を踏まえて記しますが、本夜は「巻き込む力・巻き込まれる力」の前半の『巻き込む力』を綴ります。

 ここまで「革新の7つの力」を順番に記してきましたが、大事なことは、その1~6の各力に『熱』が伝わっているかどうかです。
その『熱』は、「1.自分事力(Mission)」「2.幸せ想像力(Vision)」です。そして、それを持ちながら、「3.本質創造力」「4.仕組構想力」を見つけ、磨き上げ、それが、「5.伝える力・伝わる力」になります。
それがあってこその「6.巻き込む力・巻き込まれる力」です。

「熱意」が「志」となり、「2.幸せ想像力(Vision)」「3.本質創造力」「4.仕組構想力」で将来ビジョンへの確信が生まれます。
それを関係者・顧客・社会に伝えていく、伝わっていくのです。

つまり、『巻き込む力』とは、「1.自分事力(Mission)」~「「5.伝える力・伝わる力」の集大成になります。
そこには、「志」「覚悟」「責任」「信頼」という『人間力の源』と「幸せ・笑顔想像」「創造」「構想」という『経営力の源』が醸成されます。
『熱意』がなければ、その『熱』は伝わらず、巻き込む力に繋がりません。前職の「ヒット商品緊急開発プロジェクト」ではそのように進めて、異業種コラボによる連続ヒット商品に繋げました。
参考に、その時の『イメージとマネージ』の世界を添付図に上げます。

さて、上記の『人間力の源』と『経営力の源』に是非挑戦してください。
もともと『創始者』にはあったのですね。また、不足している場合は、ベスト・パートナーとの二人三脚がありました。
そのような目線で貴方・貴女が関係する『経営』を見ると、そのどちらかが不足している『経営の姿』が見えてくるかもしれません。時代『変化・波』を乗りこなせず、飲み込まれているのですね。

そこには、『事業創生・地域創生・人財創生』が必要です。
次夜は、「巻き込まれる力」を綴ります。

価値創造から、「事業創生・地域創生・人財創生」へ

イメージとマネージ00