2017年10月4日 諦めない心・粘り強い心
いよいよ「革新の7つの力」の最終章となりました。やはり、連載という努力してやり続けるといいことがあることを実感しています。
さて、「7.やり抜く力」です。
「革新の7つの力」の一番目は、「1.自分事力」でした。
それは、何かへの熱意・情熱・本気から生まれます。そのことで、それまでの自分から変身します。「自分が変わる」のです。すべては、そこから始まりました。
望む「結果」に近づくには、上記「原因」に対して決意することです。それが核心です。そうすると、現状と望む結果の間(あいだ)には、大きなギャップがあることを認識します。
そのギャップを埋めようと思えば、もがき苦しみ、必死にその本質に辿り着こうとします。それが「3.本質創造力」です。それを実現する「4.仕組構想力」も掴み取らねばなりません。
(失敗や諦めにつながる大きな要素が、MISSIONとなる3.本質創造力」・「4.仕組構想力」への確信が構築できないことにあります)
そして、「5.伝える力・伝わる力」・「6.巻き込む力・巻き込まれる力」という行動(ACTION)につながりますが、最初の『熱』が伝わっているかが重要です。
残念ながら、大きな組織の場合は、その熱が奪われることが多いのです。 そして幸運なことにここまでたどり着いても、新しいコトであればあるほど、すぐに望む結果はすぐに手にはいらないことが大半です。
成功した多くの人たちが挫折を味わっています。神様は簡単にご褒美はくれません。 そこに必要なのは、「諦めない心」「粘り強い心」そして、下記「柔軟にやり続ける努力・行動」になります。
第45夜
①自らハシゴを創る&リオリエンテーション
第55夜
①チャンスの女神の前髪を掴め
②人生でいちばん大事なこと:『できない(やらない)理由を探すな』
ということを実践してきました。
さてさて、「1.自分事力」と「7.やり抜く力」の違いは何でしょうか?
共通項は、原因となる『熱』を持っていることです。このみえないモノがとっても重要で伝播します。
違いは、「諦めない心」・「粘り強い心」・「柔軟にやり続ける努力・行動」にあります。そのことで、間違いなく『成長』はします。
是非、「天の一角から“助けのロープ”」(第55夜)を引き寄せてください。
追記: 上記の「柔軟にやり続ける努力・行動」の中でお伝えしたいコトがあります。それは、『機動力:迅速に行動する能力』です。
「やり抜く力」と「機動力」はコインの裏表です。次夜は、「機動力」を綴ります。
価値創造から、「事業創生・地域創生・人財創生」へ