2018年2月28日 『命を使う・命を懸ける』
本日の朝のニュースを見て、「感動・感激・感謝」しました。
それも含めて、『価値創造』を綴りたくなってしまいました。
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カーリング女子・吉田知那美選手の常呂町凱旋でのコメント
「私は七歳の時からこの町(常呂)でカーリングを始めました。
正直この町何もないよね。
この町小さいときは何もなくてこの町にいても絶対夢はかなわないと思っていました。
だけど、今はここにいなかったらかなわなかったなって思っています。
ここにたくさんの今日来てくれた子供達の皆もたくさん色々な夢があると思うけれど、
場所とか関係なくて大切な仲間がいたりとか、
家族がいたりとか、
どうしてもかなえたい夢があるとか、
この町でもきっとかなえられると思います。
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いやぁー、心と目頭が熱くなりました。
カーリングの聖地「常呂町」のことについて昨晩特集していました。
1980年1月にカナダの国民的スポーツのカーリング講習会が北海道で紹介され、
そこに参加した小栗祐治さんという熱血漢がこのカーリングに情熱を傾けられたそうです。
この小栗さんが情熱の種を蒔きつづけて、そこに本橋(マリリン)が続き、
その情熱のリレーが、今回の銅メダルにつながったのです。
そして、その情熱と物語が次世代を惹きつけ、引き継がれるのでしょう。
上勝町の「葉っぱビジネス」もそうですが、「何もない」と思っているところに
実は『将来の宝物』が埋まっているのです。
ただ、この「将来の宝物」は、本気(情熱)であたらないと掘り起こせません。
昨日のフィギアスケート連続金メダルの羽生選手は、
「金メダルをとりにいくことに命をかけた。
命をかけなければとれません」
という旨のコメントがありました。
小平選手も、高木選手も同じでしょう。
『人』は本来が『楽(らく)をしたい』のです。
自分の子どもに苦労をかけさせたくありませんよね。
でも、イチロー選手も『楽』をしていません。
『楽』をしないで、夢と覚悟を持った人に『情熱のリレー』が動きます。
そして、何かに強く『夢・覚悟』をかかげた人に、神様はその強さ分の『辛い試練』を与えます。
これまでの自分の拙い経験と、周りの一流の方達をみるとその試練が分かります。
それを乗り超えて、『夢・想い・情熱』が次世代に伝わり、繋がります。
自分も少しでもその一部分・一翼を担いたいと想います。
残りの命を懸けて・・・。
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