2018年3月23日 想像力⇒創造力⇒構想力
多様な会社・地域のご支援で伺ってお聴きすることは、
「構想力のある人材がいない」ということです。
本当でしょうか?そんなことはありません。
本夜お伝えしたいことは、『確信のある構想のために』です。
・想像力⇒創造力⇒構想力
①想像力:夢・想いの世界を描く本気の力(気立て)
②創造力:独自の夢・想いを実現する本質の力(見立て)
③構想力:独自の夢・想いを組み立てて、次の本流にする力(仕立て)
上記の流れは、第117夜から続けてご覧になられている方にはすぐに納得いただけるかと思います。
それを図に表してました。
「構想力」は、「想像力」⇒「創造力」と共にあるのです。こことっても重要です。
「良い構想力」には、「想像力」「創造力」の『熱』が失われずに伝わってきます。
ただ、前夜(第121夜)にも綴りましたが、気をつけないといけないことがあります。
それは、「人(メンバー)」は自分の知識、情報や体験以上の発想ができないことです。
それを補完し、『熱』が伝わるようなプロセス・方法が外部人材に求められます。
いかがでしょうか。 貴社・貴地域では、そのように『構想』がつくられていますか?
いきなりコンサルティングの言われるままに、
SWOT分析や、3C分析をやって、
・誰に:WHO
・何を:WHAT
・どのように:HOW
という流れで検討されていませんか?
それは、「最初・先」にやるものではありません。
首記、「想像力⇒創造力⇒構想力」を進めてから、『後』に行うものです。
そうすると、迅速に全くレベルの違うものが出来上がります。
なぜならば、『深い知・高い知・広い知』が盛り込まれているからです。
そこには、『熱意』があるからです。
そして、メンバーの『確信』ができるからです。
図解をご覧ください。
左側の、「夢・想い・情熱」世界を常識の枠を外して拡げます。
そうして拡げたものから、そのなかにある「本質」(色即是空)を取り出します。
そこには、「ミッション・ビジョン・イノベーション」の大元があります。
それを将来(次の本流・新しい価値観)の実現の為に「想いを組み立てます」。
そこには、「物語的な感情(エモーション)」が必要です。
そして、将来の現実世界に反映(空即是色)するのですね。
上記の「色即是空⇒空即是色」については、第6夜、第85夜に綴っていますので是非ご覧ください。
このイメージと方法を手にすることで世界が変わります。
同様に貴方の『世界・世間』を変えるためにお伝えすることがあります。
それを次夜(第123夜)で、「想像力⇒創造力⇒構想力」の中で活用する「アブダクション(仮説形成や仮説的推論)」について綴ります。
価値創造から、「事業創生・地域創生・人財創生」へ