橋本元司の「価値創造の知・第173夜」:人生のマイナスとプラス

2018年10月16日 マイナスはプラスにするための準備期間

「コンサルタントの知」第5弾です。
前夜は、「次の一手」「将来の洞察」について綴りました。
そして、マイナスとプラスはコインの裏表であることを。

本夜は、それを野球人「桑田真澄」さんの言葉を通してお伝えしたいと思います。

⇒ 『練習したからといってすぐに結果が出るものではない。毎日コツコツ努力していると、人間はある日突然、成長する』

この言葉は響きますね。
「価値創造の知」も同様です。
全てのモノゴトに通じ、人生に影響を与えますね。

それは、学生時代の中高のバドミントン部活動でも実感したことですが、企業人となってから、
・第23夜:100社の企業訪問と100社の異業種コラボレーション
・第25夜:(通勤電車で)15年で3000冊を読む
・第47夜:日本の方法(独自性の発揮)
も同様でした。

⇒毎日コツコツ努力していると、人間はある日突然、成長する。

この「価値創造の知」連載も「コツコツ努力」で成立しています。
きっと、成長しているのですね。

蝶に例えると、動きが止まったようにみえる「さなぎの時代」がコツコツ努力なのでしょう。
そして、ある時羽ばたく蝶に変態する。

①人生にマイナスはないですね。 マイナスはプラスにするための準備期間だと思います
②格好悪くていい。”格好悪い” とは人の評価だからである。僕は自分が充実した人生を送るために生きているわけで、周囲の人から見て格好いいことをするために生きているわけではない
③言うこととやることが一致しているから、言葉に説得力がある
④イチローも4割・5割の打率は記録できず、6割以上失敗する。 人生も同じだ。失敗しても構わない。大事なのは、失敗してもそこから起き上がることだ
⑤ようやく子どものような絵が描けるようになった。ここまで来るのにずいぶん時間がかかったものだ
⑥あなたの家庭はあなたの避難所だ。ただ、そこに閉じこもってはいけない
⑦いい事はもちろん、悪い事も視点を変えて良い試練だとポジティブにとらえることにより、怒ったり落ち込んだりすることなく、何事も自分の成長の糧にすることができる
⑧やるか、やらないかですよ、人生は。 やればそれだけのものが返ってくるし、やらなければそのままですよ
⑨試練が人を磨く
➉大物とは他人の評価を気にしない

⇒人生にマイナスはないですね。マイナスはプラスにするための準備期間だと思います。

負(マイナス)の期間に何をするかが重要です。なかなか望む出口や成果が見えない時が続きますね。
自分の場合も、ギリギリまでやらないと成果が出ないことを何度も経験してきました。そこには、「一途な想い」「志」が必要です。成長はできても成功につながらないことも経験してきました。

神様は「イケズ」なのです。

負(マイナス)と正(プラス)は別々にあるのではなく、「二つでありながら、ひとつ」(第33夜)です。
これが、「価値創造の奥義」であり、「価値コンサルティングの秘儀」でもあります。

価値創造の知から、「事業創生・地域創生・人財創生」へ
桑田真澄