橋本元司の「価値創造の知・第174夜」:「チーム創発・コンサルティング」立ち上げ①「林住(りんじゅう)期」

2018年10月19日 チーム創発コンサルティング

この度、企業の第一線で改革実践してきた異能のメンバーが集結して「チーム創発」を立ち上げました。
全員が企業の第一線で有事を体験してきた62~63歳です。
ホカホカの自分達のパンフPDF版を作成したので是非ご覧ください。
みなさま、ご意見・ご助言くださいね。

ということで、ネーミングの如く「創発」で顔晴って創り上げたので、本夜から少し、「チーム創発」立ち上げの想い・経緯・目的辺りを綴ろうと思っています。

最初の想いは、10年前、会社の帰りに購入した「林住(りんじゅう)期」(五木寛之著)にあったように思います。

では、そこから引用して紐解いてゆきます。

“古代インドでは、人生を四つの時期に分けて考えたという。
「学生(がくしょう)期」、「家住(かじゅう)期」、そして、「林住(りんじゅう)期」と「遊行(ゆぎょう)期」。
三つ目の「林住期」とは、社会人として務めを終えたあと、すべての人が迎える、もっとも輝かしい「第三の人生」のことである”
・・・
“アスリートにたとえれば、「学生期」に基礎体力をつくり、「家住期」に技術を磨き経験を積む。
そして試合にのぞむ。その本番こそが「林住期」だ。人生のやり直しでも、生活革命でも、再出発でもない。生まれてこのかた、ずっとそのために助走してきたのである。”
・・・

>『生まれてこのかた、ずっとそのために助走してきたのである』

いかがでしょうか?
そうズバッ!と言い切られると考えさせられますよね。
「余白」(第22夜)が生まれる瞬間です。

まだまだこれから!

ちょうど、「パイオニア社の卒業」を意識していた当時(53歳に、自分の背中を大きく押してくれました。

それまでは、
「学生期」⇒「家住期」⇒リタイア
というのが、日本の終身雇用制度の設計図でした。年金制度もそのように作られていましたね。それが、土台から大きく崩れました。
そして、時代の流れと並行する人生100年という新たな価値観(第168夜)の芽生え。

①「AI」(第144夜:「AI」「BI」「CI」)と②「人生100年シフト」が両輪となって、「働き方改革」の先にある『新しいフリースタイルという働き方』という息吹が動き始めています。
「団塊の世代」の後に生まれた私たちは、「リタイア」と違う「林住期」と「遊行(ゆぎょう)期」を生きることが使命なのかもしれません。

『溶解する社会 Free Style Shift』(第169夜)引用
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社会速度が高まり、あらゆる分野で破壊的創造<ディスラプション>が繰り返されている。我々は、この現実をどれだけ直視できているのだろうか。
旧態依然のビジネスモデルを続けていれば、もはや事業を継続することもできない。ディスラプションとは、個人の小さな気づきの連鎖によってもたらせられる。
・・・個人が社会の中で向き合っていける、自在で臨機応変なステージやプラットフォームが重要になってくる。
そのプラットフォームが多彩であれば、個人の活躍の場も広がっていく。それぞれの個人が持っている得意技が生かせるチームを編成し、社会の課題に挑む「フリースタイル」という新しい働き方、生き方がますます顕著になっていくだろう。
新たな市場とは、過去の延長線上にあるのではなく、夢や理想を掲げた時にこそ現れる。
・・・
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・ミドルシニア群が元気で、世の中に役立つ「魁(さきがけ)」になる!
・年金制度も含め、若い人達との橋渡しとなり喜ばれる!
・「チーム創発」に次々に若い人達(ジュニア)との融合がある!
・会社の再興、地域の再興、日本の再興に貢献する!
・others

そんな存在・役割・志を持って実現したいと想っています。
そのようなコトが望まれているのでしょうか?
いったい、どの様なことを考えたのか?

次夜は、その周辺と本質を綴っていこうと思います。

価値創造の知から、「事業創生・地域創生・人財創生」へ

チーム創発コンサルパンフ01
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