2019年8月29日 「3R」と「CE(サーキュラーエコノミー)」
→「SDGsに取り組みたいと思っているが、どのような切り口でどのようなステップで進めたらよいかわからない」
という声が多く聴かれます。
ここでSDGs取り組みの理解を深めるために、A.「3R」とB.「CE(サーキュラーエコノミー:循環経済)」を引用します。
従来、日本の環境取り組みでは、下記の「3R」が根付いていました。いまは、それを超えて「CE(サーキュラーエコノミー)」を基礎知識として押さえておく必要があります。
A.3Rは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つの英語の頭文字を表しています。
・Reduce(リデュース):減らす
・Reuse(リユース):繰り返し使う
・Recycle(リサイクル):再資源化する
B.CE(サーキュラーエコノミー:循環経済)
資源や製品を経済活動の様々な段階(生産・消費・廃棄など)で循環させることで、資源やエネルギーの消費や廃棄物発生を無くしながら、かつその循環の中で付加価値を生み出すことによって、経済成長と環境負荷低減の産業システム。
さて、首記の経営課題(アジェンダ)に短時間でお伝えする際の「SDGs取組みの5ステップ(基本編)」をご紹介します。
→「SDGsに取り組みたいと思っているが、どのような切り口でどのようなステップで進めたらよいかわからない」
1.「新しい常識」を深堀する
2.「新しい感動」を想像する
3.「新しい結合」を着想する
4.「新しい舞台」を構築する
5.「新しい価値」を創造する
上記は、会社/地域の大きさや業種業態に関係なく、これからの時代に共通する成長経営へのステップです。
他社や他地域と同じことをやっていても成長には届きませんね。上記には、第82夜「違いと共感(ビジネスで最も大切なコト)」と第247夜「継続と生き残り」の双方が包摂されています。
それを土台にして、、
・「ベンチャー企業」
・「老舗企業」
・「サービス業」
・「製造業」
という各現場で実践実証してきました。
次夜から、上記ステップについてそれぞれ綴っていきます。
価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ