2020年7月4日 公認ファシリテーター
先週末、「2030SDGsゲームファシリテーター講座」を修了し、公認ファシリテーターになることができました。
受講者は10人で、コロナ禍が落ち着いたボトムで行われたオンサイト講座(=現場・半蔵門)に集いました。
地方からこられた方が多く、3.5日にわたるタフな内容なのでしたが、やはりオンラインにはないオンサイトならではの良さがありました。
・多くの人の様々な反応が感じられること
・休み時間や昼ごはんの悩み相談や雑談等で親交が深まること
・結果、1チームの結束が生まれること
・・・
しかし、遠くから来られる人には移動や宿泊の負荷が大幅に低減されるので「オンラインという様式」が進化していくのでしょう。きっと。
さて、自分が公認ファシリテーターになろうと思ったのは、
これまで、①「SDGsとは何か」という講座や研修、②企業・地域への「SDGs成長経営実践(本番・卒意)」を行ってきて、
その①②と今回の③「SDGsゲームファシリテーター(前段・用意)」を一気通貫でつなぐことで、より迅速に、より良いご理解と未来よし、地球よしの実現に貢献できればと考えたからです。
さて、このカードゲーム「2030 SDGs(ニイゼロサンゼロ エスディージーズ)」とはどのような内容なのかを簡単にご案内します。
それは、「SDGsの17の目標」を達成するために、現在から2030年までの道のりを体験するゲームです。
現在のわたしたちが作っている社会システム、またそれを創り出してる私たち一人ひとりの意識、つまり行動のベースになっている私たち一人ひとりの世界観や価値観を、ちょっと立ち止まって気づき、
また同時に現在のわたしたちが作りえていない社会や行動の可能性にも気づくことができます。
現実の世界やカードゲーム世界の双方をリンクしながら、さまざまな価値観や違う目標を持つ人がいる世界で、我々はどうやってSDGsの壮大なビジョンを実現していくのかを学んでいくものです。
ファシリテーター養成講座の「3.5日」というのは、初日夕方のカードゲーム体験を0.5日とっているためです。
講座を受講するためには、事前に「2030SDGsカードゲーム」体験会に参加することが必要です。そのため、カードゲーム体験は2回行うことになりますが、予習をした2回目の体験は、1回目とかなり違う体験ができることで奥行と幅広さを感じることができました。
今回の体験も通して、志のある多くの方たちに、公認ファシリテーターになって欲しいと思いました。次のステップとして、あらゆる場を通して自分もそのサポートをしてゆきます。
さてさて、これまで、この「価値創造の知」シリーズの最後部には、
・価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ
と記してきました。「創生」を目的にしているのです。
今回、公認ファシリテーターとなることで、下記のような方たちに、
「SDGsカードゲーム」と「SDGs成長経営」の両輪をお伝えしていきたいと思っています。
①事業創生:「本業×SDGs」を融合して事業創生を実現したい個人・会社の方たちへ
②地域創生:「SDGs×イノベーション」で地域創生を実現したい方たちへ
③人財創生:上記創生を実践できる人財研修/セミナー&教育の現場の方たちへ
そこには、入門編から実践編の道筋をご用意しています。
コロナ禍なので、オンサイト(現場)とオンラインの双方を検討します。
そこで大切なことは、このコロナ禍も同じ構図なのですが、
(第9夜:3つのエコロジー)
最後になりますが、本夜は「SDGsシフト㊽」と48回目になります。
自分は、「SDGsシフト!」を2030年までのライフワークに定めたことを公言してきました。
今回の公認ファシリテーターを契機にして、更に多くの方たちと交流・交歓して、地球よし!未来よし!に貢献してゆきます。
価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ