2020年8月2日 SDGsが変えるミライ
一昨日7月31日夜に、小谷真生子「日経スペシャル・SDGsが変えるミライ」が放送されました。副題は、コロナ時代の「新SDGs」:持続可能な社会のためニッポンは何ができるのか?
概要は、
1)コロナ時代の働き方~新SDGsの考え方
2)コロナ時代の街の変化
3)コロナ時代の医療の在り方
4)人種差別をめぐる議論とSDGs
5)新ESG ~マネーの世界での新潮流が加速~
色々な視点からのSDGsとの関わりが取り上げられていましたが、番組では、昨年原宿の会合でお会いした多瀬和夫(SDGsパートナーズCEO)さんがコメンテーターのお一人でした。彼はSDGsスペシャリストの第一人者です。
そこでは、図にあるような「SDGs施策」と「コロナ対応」の共通項を提示され、その関係性の深さ・広さを実感できるものでした。
そのため、本夜は『SDGsとコロナ禍の関わり』から、企業価値を上げる方法の一つを綴ろうと思います。
さて、世界中が、この「①コロナショック」と近年激しさを増す「②気候クライシス」と合わせて大変な苦痛があり、経済成長率も大幅なマイナスに陥っています。
経済循環が滞り、企業倒産が相次ぎ、それは、SDGsが2030年までになくそうとしている「貧困や格差」の悪化を増長しています。
私たちは、この「「①コロナショック」「②気候クライシス」という有事に、社会(政府、行政、会社、医療、教育、IT等々)の弱いところをいっぱい目の当たりにしました。
逆に言えば、「幸いなことに、弱いところをいっぱい見つけることができました」
それは、「危機」ではありますが、「機会(チャンス)」であると思いませんか?
第004夜:「不足転じて満足となす:用意と卒意」
第288夜:「新型コロナは黒船である」
第290夜:「災い転じて福となす」.
等に綴ってきました。
図(SDGs施策とコロナ対応)の重なり合う黄色の領域を是非じっくりご覧ください。
ここには、不足、課題と機会、がつまっています。そして新しいライフスタイルが見つかります。ビジネスチャンスの宝庫です。
そして重要な視点は、SDGs17の項目(開発目標)は、すべてつながりあっているという側面があり、それぞれがビジネスに影響を与えていることです。
そう、大事なことは「すべての項目」が関連していることです。
上記や「SDGs17の項目」を「本業」と組み合わせてみたり、IoT、AI、センサー、ビッグデータ、ロボット、第4次産業革命等とも重ね合わせてみてください。
新しい役立ち、社会貢献、ビジネスモデル、新しい企業価値がきっと見つかるはずです。
見つからないのは、これまでのやり方、考え方から離れられないことが原因であることが殆どです。
視点、視座を変えて、頭の金型を柔らかくしてみることをお薦めします。
課題解決したいという真剣な「情熱」があれば、そこには、必ず新しい存在意義、新しい目的が見えてきます。
お悩みが続くときは、新価値創造研究所「オンライン新価値塾」への入門をお薦めします。
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