2024年11月9日 価値創造の目的と実現手段(=方法)
いま、「世界・国家・地域・企業・個人」に求められる最重要キーワードは何でしょうか?
それは、『価値創造』です。
私は、その実現を「自分のミッション(使命)」にしてきました。
持続的・継続的に『価値創造』できれば、「世界・国家・地域・企業・個人」は『成長』します。
でも、それができなければ、『衰退』します。
それが顕著にみえる、わかるのが、「企業と地方」です。
「企業倒産」と「地方衰退」です。
日本の国の借金は、約1300兆です。
企業であれば、とっくに倒産していますね。
この借金を返すための最重要ポイントは、『価値創造』です。
経済成長の源泉であり、日本政治の中心で議論・構想・解決する一丁目一番地です。
それを「企業」を例にして説明します。
経営の神様の「ピーター・F・ドラッカー」はいいます。
企業の目的の定義はただ一つ。
企業の目的は、『顧客価値の創造』である。
企業は顧客に価値を提供し、顧客から対価を得る。
これが、原理原則です。

その価値(魅力)が低ければ、対価も低く(衰退)なります。
その価値(魅力)が高ければ、対価も高く(成長)なります。
それでは、目的である『価値創造』を実現する手段は何でしょうか。
それが、『イノベーション』です。
企業の目的は、『価値創造』
その実現手段が、『イノベーション』
この二つの一対が、コインの裏表です。
(国の「産業成長力」の基盤であり、いま求められる「教育」の基盤です)

国内外で、『イノベーション』の大合唱が起きていますが、
そもそも『イノベーション』って何でしょうか?
と言われても整然と答えられる人はほんの僅かです。
『イノベーション』は、ヨーゼフ・シュンペーター(経済成長の創案者)の造語です。
イノベーションは、『内側に異質なものを導入して新しくする(新結合:Innovare)こと』を実行(:-tion)して、経済や企業が発展することです。

企業・学校・自治体等から依頼される研修、セミナー、プロジェクト実支援では、上記『イノベーション』の基礎を『型』で図解(見える化)して、様々な事例をお伝えして、演習を通して自ら自分ゴトとして、使いこなせるようになっていただくように構成しています。
松岡正剛師匠から、上記『イノベーション』について、
・知
・縁
・一対
・間(ま)
・守破離
・数寄
・余白
・日本流
・おもてなし
・苗代思考
・無常迅速
・別様
・虚実
・バロック
・フラジャイル
・イメージメント
・連想
・コードとモード
・鍵と鍵穴
等々の『編集』の「視点・視座」や「型」を、一流の現場(未詳俱楽部)を通して、直伝で授かってきました。
次夜のコラムから、それらの「心得と方法」をお伝えしていきたいと思います。
価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ