都内「SDGs勉強会」

2020年1月23日 何のための「SDGs勉強会」?

昨年の後半から、大企業・中堅企業の自社内へのSDGs取込み・取組みが加速しているのを実感しています。そして、その様な定量データも多く見られるようになりました。

多くの経営者に、「SDGs取組みの魅力」をお聴きすると、
1.成長市場・成長経営への期待。
→社会変化、ゲームチェンジ、第2の創業
ゼロサム事業(現状維持・右肩下がり・行き詰まり)から、SDGsを通して市場が大きくなるプラスサム(ノンゼロサム)事業への転換と事業創生
2.グローバルスタンダードである。
→大きい潮流であり、挑戦すれば世界市場に直結している
SDGs17ゴールは、世界共通目標であり、共通言語・活動であるため、「SDGs・ON」にないとビジネス社会から相手にされなくなること(=お声がかからない)
3.求人、就職のアドバンテージ。
→ 「選ばれる会社」になる指標
新人・中途に限らず、「世の中に感謝されたい」会社・自治体に、自分の生きる時間を使うことへの強いニーズがあり、その意志・意識のない会社は選ばれないこと

が上位にあります。

さて、SDGs勉強会の依頼内容では、会社によって大きなレベル差があります。
①(序):いったい「SDGsとは何か?」をわかりやすく知りたい
②(破):どのように「SDGs」を社内に取り込めばいいのか?
③(急):「SDGs」を成功させるための自社・社員のコンピテンシー(応用能力)は何か?

大企業でも、グラデーションの様に両脇(SDGsを全く知らない~積極実践モード)までバラツキがあって、それをお伝えすることも私たちの重要な仕事と思っています。
さてさて、上記「SDGs取組みの魅力」の3つの具体例を参加者の方たちにお伝えすると、「SDGs」を見る目が変わってきます。

経営とは、縦糸(あり方・道理)と横糸(やり方・営み)でできる織物の様なものです。
日頃の仕事は、図の横軸の「やり方・営み」のオペレーションが中心になりがちですが、社会変化の中で競争が激しくなり、行き詰まりを認識されているところが多いのが現状です。

行き詰まりから脱するときには、これまでの常識(やり方・考え方)となっていた縦糸(あり方・道理)をこれからの時代にあった目線・視座で把えることがポイントになります。
SDGsは、意識を2030年に置くことで、未来から現在を観るバックキャストを通して、2030年に隆々としている経営を描く優れたツールになっています。

それは、経営者・社員の視座が一段階上がり、経営者・社員が未来(2030年)のビジョン・ありたい姿を語ることができるようになる数少ないツールです。
そこでは、
A. 自社は、社会課題とどうつながるのか?
B. 2030年に向けた自分たちのコンピテンシーは何か?
C. 自分たちの(2030)ビジョンがどう社会に役立つのか?
の検討(前半部)が必要になってきます。

「SDGs勉強会」で『SDGsの本質』をお伝えすると、上記A.B.C.の様な問題意識が、経営層・受講者の中に自然に芽生えます。(これまでの多くの勉強会アンケート結果がそれを明示しています)

その準備が整ったときが、「自分ゴト」の始まりになります。
②(破):どのように「SDGs」を社内に取り込めばいいのか?
③(急):「SDGs」を成功させるための自社・社員のコンピテンシー(応用能力)は何か?
に重点が移っていくのが通常です。

今回の都内「SDGs勉強会」は、サテライト視聴を含めて60人強の受講者でした。
①(序):いったい「SDGsとは何か?」をわかりやすく知りたい
からのスタートでしたが、誠実で真剣で中身の濃い質疑応答で時間が過ぎました。

多くの方たちが自分ゴトとして、自社・自分の未来にそれぞれの危機感、夢、想いを馳せられているのが伝わってきました。

次のステップに必要なのは、経営層が決断して、成長・成功するための「成功環境」を用意することにあります。
新価値創造研究所は、次のステージで、『SDGs成功』のために不可欠な「コンピテンシー」を理論とわかりやすい具体例でお伝えしてゆきます。それが隆々とした未来につながります。

それが、下記「五方よし」です。
①売り手よし
②買い手よし
③世間よし
④地球よし
⑤未来よし

SDGs勉強会

播磨国際協議会「SDGsセミナー」

2019年10月21日 令和時代の成長経営は「SDGsシフト」。

姫路方面に招かれて、午前・午後と2回講演をしてきました。
テーマは「SDGsシフト」
上記は、新価値創造研究所の造語です。
これからこの言葉がメディアに登場するのではないでしょうか。

この頃、テレビでは、
・小泉進次郎環境大臣
・吉野彰さん:ノーベル化学賞
で胸に「SDGsバッジ」を着けていました。
都心ではこのバッジ姿をよく見かけるようになりました。

実は、今年から、「SDGs」は啓蒙から本格的実践(アクション)に舵を切っています。
ビジネスをしている方達(経営者)は、この「SDGs」に敏感でないと、時代の波に乗ることができないと確信しています。

そう、今回はビジネスに敏感な方に招かれての講演でした。
その方とランチをご一緒しましたが、とても刺激的で有意義な時間でした。
ここで重要な認識は、CSR(社会的責任)というこれまでの片手間な取り組みではなくて、2030年に向かって、ありたい姿を描いて

・「本業×SDGs」

を融合して、本気で取り組む覚悟が必要なことです。
そして、
・深い知:ミッション
・高い知:ビジョン
・広い知:イノベーション
という順番で、在りたい姿と「SDGs用の新しいエンジン」を創ることがポイントです。

さて、首記のセミナーの次第は、
①第一部:
・演題:「関西SDGs貢献チャレンジ」(近畿経済産業局)
②第二部
・演題:「SDGsシフト」(新価値創造研究所)
③懇親会
という恵まれた順番でした。

やはり、経営者の方たちは真剣に臨まれていました。
できるだけ、SDGsの本質を絵や図解や表でご用意したことが良かったようです。
懇親会では、目からウロコ、腑に落ちたという複数の声があって嬉しくなりました。
このようなコメントをいただくと、もっとわかりやすくできないかと次の講演のモチベーションにつながります。

さてさて、少しでも迅速に皆様のお役に立てればと思っています。
「SDGsシフト」については、新価値創造研究所のHP(ホームページ)のコラム
・「価値創造の知」第246~260夜
にわたり綴っています。

興味・関心のある方達は、是非ご一読いただけると、SDGsと時代の波を感じられるのではないか、と期待しています。 橋本拝
SDGsシフト

 

 

帯広セミナー:「北陸むつみ会」

2018年2月13日 「北陸むつみ会」帯広セミナー

北陸銀行・帯広支店様から招かれて講演をしてきました。
日本のあちらこちらを巡ってくると、土地柄、時節、経済環境等によって、参加される方達の雰囲気が大きく違うのがすぐに分かります。

ここに集う方達は、誠実で前向きで、大地に根付きながら、新しいことに挑戦しようというフロンティアスピリッツを強く感じることができました。

さて、『次の柱』は衰退時期にむかう前に、前向きな危機感と当事者意識を持って「構想・行動・更新」により創られる方が成功の確率がぐーんと高くなります。
この十勝帯広には未開拓のポテンシャルがいっぱいありますね、
『中心の軸』がまだ空白のように見えます。つまり、余白があり伸びしろがいっぱいあります。このままでは、十勝帯広はたいへん「勿体ない」です。

さてさて、セミナーの後の懇親会では、北陸の美味しい料理とお酒、そして素敵な話のご馳走をいただきました。
またお会いできることを楽しみにしています。
IMG_3568

IMG_3579

播磨国際協議会セミナー

2017年12月6日 企業間連携ワークショップ

姫路が本拠地の「播磨国際協議会」に招かれて、「違いを生む方法&異業種コラボ実践」のワークショップを行いました。

最初に、本質的な違いを創り出す「3つの知」を演習を交えてご案内します。知らず知らずのうちに自分達が勝手に作り上げて縛られている「常識の枠」を外すことから始まります。「枠」を逸脱する日本流の「3つの型」を習得することで全員の五感が、脳が活性化してゆきます。固まっていたカーソルが自由自在に動き出します。
その基礎と応用の実例をご紹介することで、大きく意識が拡がります。

後半は、会員同士の実際の組合せによる、『広い知』を基盤にしたダイアグラムを使って、30分ほどで、お互いの想い、夢、妄想が交差するところを検討していただきました。そこには、自分達も驚く点滅・融合があり、将来の光の筋(コラボ)が見えてきます。

それは、たった一回のリアルな企業間連携の体験なのに、素敵なコラボレーション(ご縁)がその『場』で生まれてしまうことが偶有性です。その手ごたえを実感されたようです。
将来事業と将来人財の誕生を目の当たりにします。

結果を発表する全員から、イキイキワクワクした表情が伝わってきて、協議会の未来の息吹を感じることができました。
IMG-2115
IMG-2110
IMG-2107

新たな事業で、成長を目指す経営者・役員の皆さまへ

2017年01月24日 Wizbiz主催セミナー

現状を打破する、新たな事業の「柱」のつくり方! NEW!
~異業種コラボでヒット商品を生み続けた講師が語ります~

「新しい事業の柱を築き、企業成長を果たす」
このように考えて、新規事業や新商品の開発に取り組む経営者は数多くいらっしゃいます。
しかし、
・画期的なアイデアが生まれない
・アイデアがあっても、具体的な事業立案が進まない
・具体的に事業を進める人材が不足している
・無事リリースできても、思ったように売れない
といった「壁」が立ちはだかり、多くの取り組みがとん挫してしまうのが現実です。

そこで、「壁」を乗り越え、新事業、ヒット商品、多角化経営を生み出す方法をお教えするセ
ミナーを開催します。

講師にお迎えする橋本元司氏は、パイオニア社に所属していた時期に、社長直轄の「ヒット商
品緊急開発プロジェクト」のリーダーとして活躍し、自社単独ではなく、異業種企業とのコラ
ボレーションによっていくつものヒット商品をリリースし続けてきました。
その経験を通じて得た、新事業・新商品の戦略立案、多角化経営、および人財開発の具体的な
ノウハウをもとにお話しいただきます。

■講師:橋本氏のご支援実績
・再生可能エネルギー&不動産業・・・1 年で売上 2.2 倍アップ!
・製造業(B2C)・・・事業の Before-After を統合。1 年間で売上 1.5 倍アップ!
・製造業(B2B)・・・自社製品開発を支援。1 年間で売上 1.3 倍アップ!
・出版/ソフト開発・・・問い合わせ件数が 4 倍に!

■セミナーでお伝えする内容
・常識を打ち破る価値創造の方法
・会社の強みと社会課題から商品イノベーション&事業開拓
・プラットフォーム戦略(顧客との価値共創)
・事業開発と人財開発を同時に達成する
・事業再生、新事業開発、多角化経営の実例

境い目

マイナビ・インタビュー

2016年10月14日 従来のマネジメントからどうはみ出すか?

大手電機メーカー・パイオニア株式会社で、エンジニアの専門分野を歩んでこられましたが、ある時、発想の転換とともに「異業種とのコラボーションによる経営革新」という構想に辿り着きます。顧客、社会が幸せになれる顧客価値を創造しなければならないのに、機能&性能のモノ発想に追われ、効能という本筋を見失いがちな「専門分野一途の危険性」に気づき、積極的に異業種とWIN-WINとなる新しいライフスタイルを提案することで数々のヒット商品を生み出しました。100社以上とのコラボを行い、異能ぶりを発揮。「ミスター・アライアンス」と呼ばれることも。2013年、パイオニアを早期退職し、自らを代表に「新価値創造研究所」を立ち上げ、様々な企業に「顧客価値創造による経営革新」を促しております。業績不振からの脱却、異業種と交わることで社内活性化を狙う企業にとって、この構想力は躍進へのヒントに満ち溢れることでしょう。

HPトップページ15

◆あの芳醇なスピーカーを生み出した構想力

非常にわかりやすい異業種コラボの実例としては、パイオニア時代にサントリーさんと『ピュアモルトスピーカー』という商品をプロデュースしました。サントリーさんで40~50年使用し続け、すっかりウイスキーが染み込んだ樽の木を使用したスピーカーです。樽材は樹齢100年の水楢材を使用していますが、ウイスキーを樽の中で10~15年と熟成させ、それを約半世紀の間に3回も繰り返しますと、もう香りや色等がなくなって御役御免なんですね。ただ、木材としての寿命はあと50年もあるのです。そこでウイスキー樽をスピーカーへと活用し、商品化するプロデュースに取り組みました。ヒントは有名な高級バイオリンの『ストラデバリウス』です。あれも木材を塩漬けにすることによって、中の導管が通り、あのような美しい音色が可能になるそうです。そこには樽物語というストーリーをつむぐこともできますし、元々ウイスキーと音楽は相性が良いのです(笑)。新聞発表したら、すぐに完売しました。次のヒット商品は「音楽とファッション」の相性に着目しました。ポータブルCDプレーヤーをスケルトンにして、その商品をラフォーレ原宿の全マネキン人形にたすき掛けする展示でニュースになりました。そのヒットプロジェクトには異能な人財を社内から集め、新たな生命と物語を次々に生み出し、また、企画から販売までを一気通貫することで、自分たちの新しいスタイルをそのまま顧客にお届けすることができました。

◆21世紀はレールなき航海の時代

20世紀は「鉄道の世紀」でした。レールがあり目的地も明確で、「改善と効率でいかにそこに早く到達できるか」を競い合っていた。つまりオペレーションとマネジメントを得意とした企業が勝つというモデルでした。それが得意な方々が現在、企業の役員です。ところが21世紀は先行きが不確実な混迷の時代です。レールがないから行く先も、道筋も分からない。言わば「航海の時代」です。私のやり方は社内の選抜メンバーにドックに入っていただいています。最初に、「私たちが将来に向けて大切にすべきなのは、一体何か?」という『錨』(本来)を明確にした上で、「この船はどの方向へと向かっていきたいのか?」目指す『北極星』(将来)を一緒に探していきます。実は、この「何が大切なのか?」を浮き彫りにするプロセスが得意なのは女性なんです。それは『こころ』を扱うからなんですね。また、良い意味で企業の固定観念に縛られていませんから。「ちょっと、ここがおかしいと思います」「こうじゃないですか?」と堂々と言えてしまう(笑)。それが強み。そのように言える環境をこちらが醸成していくのですが、メンバーの中で女性が一番スキルアップすることが多く、『場』が活性化します。だからこそ私は、経営陣の方達にあらゆるプロジェクトに、必ず女性を入れることを推奨しています。

◆従来のマネジメントからどうはみ出すか?

グーテンベルクの活版印刷機は、羅針盤、火薬と並んで「ルネッサンス期の世界三大発明」と呼ばれています。グーテンベルク氏の実家は刻印機を作っていたそうです。家の周囲にはワイン製造に使うぶどう搾り機がありました。そんな環境の中、ぶどう搾り機と刻印機が新しく組み合わさり、活版印刷機という化合物ができました。そのような意味で、何かと何かをつなげるアイディア、ヒット商品、新事業とは、すべて既存のモノ、コトの組み合わせです。イノベーションという言葉を提唱したシュンペーターは、それを『新結合』と呼びました。前述のヒット商品『ピュアモルトスピーカー』も新結合です。そのコツは、共通項を見出し、境界を乗り越えて新しい生命を吹き込み、そこに素敵な物語を紡ぎ出すことにあります。AI/IoTの時代、すべての製造業は今後、形を変えたサービス業へと変化すると思います。もし難しい場合は、それを専門とした企業とアライアンスをすることで道を拓くことをお薦めします。

◆企業へのメッセージ

もしも行き詰ったり悩んだりした時は、常識の殻を破る「三本の矢」をイメージして下さい。第一が、「私たちは一体何を大切にしていくのか?」を洞察します。事業の再定義がポイントです。これが「インサイト(深く読む)」。第二が、「世の中いったいどうなるのか?」と洞察する。それが「フォーサイト(高く読む)」。そして、第三がそれらを新結合する「ゲシュタルト(広く読む)」。この3本の矢が出揃うと新しい事業の輪郭、顧客の笑顔が見えてきます。

さて、21世紀は「イメージメント(構想)とイノベーション(革新)」が牽引する時代です。従来価値観の常識を疑い、顧客・社会を幸せにする「イメージ力」が問われます。新しい時代の本質を見抜き、次の本流をイメージして、本気(PASSION)→本質(MISSION)→本流(ACTION)の流れを創ってくれるのが「三本の矢」なんです。そして、新しい成長には、構想→行動→更新が必須です。それが私の得意とする構想力と革新力です。ぜひ、ご一緒に、隆々とした未来を創りましょう!

成長経営フォーラム「パネラー出演」

東洋経済新報社「成長経営フォーラム」&リクルートキャリア共催

東洋経済新報社主催 社外人材活用

新たな成長エンジン!
社外人材の活用で企業の成長を加速する。
売上拡大! 新ビジネス創造! 課題解決の糸口は、
経験豊富なプロフェッショナルの活用にある

ディスカッションⅡ
新ビジネスの創造×社外人材

パネリスト
橋本 元司 氏
新価値創造研究所代表

ENTERPRISE SUPERVISOR

ディスカッションⅡでは、新規事業創造の分野で顧問として活躍している3名が登壇。新規事業に関して、多くの企業が抱える課題について議論を行った。

「良いアイデアが思いつかない」という課題に対して、リクルートホールディングス出身の渡辺雅幸氏は「事業内容、競合相手、顧客像、社の沿革を調べ、どこに強みがあるかを把握したうえで、仮説を構築する。良い商品サービスを持ちながら、その強みを自覚していないケースは意外に多い」と指摘する。
パイオニア出身で企業間のコラボレーションを得意とする橋本元司氏は「会社の強みとなる事業に、事業機会や社会的課題を掛け合わせ、世界を広げるのがポイントです。そこには本気で取り組むメンバーの熱意も欠かせません」と話す。
広告制作業界を中心に、多くの企業の顧問として活躍する佐藤良仁氏は「アイデアも大事ですが、従業員が育たなければ新規事業は続かない。伴走して、壁を乗り越える手助けをすることで、新たな価値を生み出し続けられる組織をつくるというスタンスで取り組んでいます」と述べた。

また、「新規事業に投資する資金不足」という課題について、渡辺氏は「資金のつくり方は複数あるし、お金をかけないやり方もある。他社の事例を知ることで、実現可能な手法に気づくことができるケースもある」と示唆。

 橋本氏は「他力を使う異業種コラボ、顧客の参画で生まれる共感資本の活用はお金をかけずにできます」と語った。

佐藤氏は「お金がなければ、知恵を使う。従業員の通常業務を効率化することで、新規事業に取り組む時間を捻出できる」と訴えた。

モデレーター
佐藤 学 氏
リクルートキャリア
執行役員 中途事業本部長

最後に、ディスカッションのモデレーターを務めたリクルートキャリア執行役員中途事業本部長の佐藤学氏が「企業が抱える課題を解決する新たな人材活用の形をつくり、企業の成長を支援したい。また、この取り組みが個人の皆さんの働き方、生き方の多様化につながれば幸いです」とまとめ、閉会した。
HPトップページ11

「仕事と人生に活かす3つのリアル価値創造法」

2015年5月16日 スルガ銀行「d-laboセミナー」

ビジネスパーソンのための「仕事と人生に活かす3つのリアル価値創造法」
~ワークショップで、楽しく交流しながらスキルアップ~
http://www.d-laboweb.jp/event/report/150516.html

HPトップページ16.jpg

激変するビジネス環境の中、私たちには、新しい時代に適応した発想を生み出すことができる「イノベーティブ・スキル」が求められています。それは、①人を読み(Insight)、②先を読み(Foresight)、③新しい全体を読む(Gestalt)という3つの方法から発想を生み出す技術です。今回は、日本の手法(ワビサビ、守破離、間)を組み入れながら、「イノベーティブ・スキル」を 習得するためのワークショップを開催。橋本氏が今まで新しい発想を生み出してきた具体的事例を通して、参加者全員で楽しく交流・創発しながら習得する機会となった。

「3本の矢」のポイント
・顧客のニーズを知りたければ「目ではなく心を使う」こと
・「大切なものを引く」ことでヒット商品を生み出してきた日本人(禅的思考)
・未来を読みたければ過去を見ること(温故知新)
・絶妙な「間(ま)」、「おもてなし)(主客一体)
DSC_0003

日本マーケティング協会「若手マーケター育成講座」

2014年1月31日 変革期の「新価値づくりの基本」を習得する

~「本気」が「本流」になる、限界突破の方法~

<本講座で習得できること>
時代がモノづくり中心の「マーケティング 1.0」から顧客中心の「マーケティング 2.0」、そして人間 中心の「マーケティング 3.0」へと移行し、人間視点に即したイノベーションの可能性が取り上げら れています。

特に将来を担う「マーケティング」と「イノベーション」を統合できる人材の育成が求められています。ヒット商品づくり、新事業づくりに不可欠な「よいアイデア」、この基盤となるイノベー ティブスキルを、次のポイントから効率的・効果的に身に付けていただきます。
想像創造構想

1.創造力(3 つのイノベーティブスキル)
①本音を読む(インサイト)
②未来を読む(フォーサイト)
③全体を読む(ゲシュタルト)
2.解決力(グランドデザインと実践)
①構想力(シナリオ力)
②創発力(チーム力)
③協業力(プロデュース力)
3.日本力(日本文化の方法)
①おもてなし
②守破離
③和と負

・「よいアイデアを出せるようになりたい・・・」
・「商品サービスの改良や改善だけでは不安・・・」
・「イノベーションって実際どうすればできるの・・・」
・「わが社の事業機会をとらえたい・・・」など、
日頃のマーケティング活動に漠然とした不安を抱えている方、変化の激しい時代の新価値づくりの基本を 習得したい方にお勧めです。皆様のご参加お待ちしております。

[スケジュール] 
◆13:00 創造力:3 つのイノベーティブスキル
①本音を読む(インサイト)
②未来を読む(フォーサイト)
③全体を読む(ゲシュ タルト)
◆ミニ演習 13:40 日本力:日本文化の方法①おもてなし ②守破離 ③和と負
◆ミニ演習 14:20 解決力:グランドデザインと実践
①構想力(シナリオ力)
②創発力(チーム力)
③協業力(プロデュース力)
◆ミニ演習 15:20 :
テーマ 「スマホの未来を企画する」
3 つのスキルを駆使する 創発する コンセプト化、具体化する
17:00 発表と総括
18:00 終了 (終了後、懇親会を予定)