SDGsシフト㉛「価値創造の知・第276夜」『三方よし、五方よし』

2020年1月17日 SDGsと『三方よし、五方よし』

昨日のニュースで、

“伊藤忠、企業理念を近江商人の原点「三方よし」に改定”

が飛び込んできました。
それは、SDGsと深く関係しています。
早速ネット記事(読売新聞)を引用します。

ーーーーーーーーー
伊藤忠商事は、4月1日から伊藤忠グループの企業理念を
「三方よし」に改定すると発表した。
近江商人の経営哲学として知られる
「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」
を理念として商いの原点に立ち返り、
急激な経営環境の変化に対応するという。

「三方よし」は、伊藤忠の創業者である初代伊藤忠兵衛が
重んじた言葉とされ、売り手と買い手だけではなく、
地域経済に貢献することで、経済活動が許されるという考えだ。
持続的な企業価値の向上と、社会課題の解決を図る
という現在の取り組みにつながっている。

現行の理念は、「豊かさを担う責任」で、1992年に策定した
改定は28年ぶり。広く知られた言葉を取り入れることで、
グループの結束力を高める狙いもある。
鈴木善久社長は年頭のあいさつで、
「20年は三方よしの原点に立ち返る年にしたい」
と述べていた。
---------

因みに、SDGsの世界では、その「三方よし」をベースにして

『五方よし』
1. 売り手よし
2. 買い手よし
3. 世間よし
4. 地球よし
5. 未来よし

というワードがよく使われています。

「持続性」が4.5.の空間軸・時間軸にも投影されています。
「グローバル」のビジネス競争や「自国中心主義」で
政治経済社会がとげとげしくなり、人間関係もストレスフル
なものになっています。そこに、地球危機・人類危機です。

「会社」という言葉をひっくり返せば、「社会」となり、
この二つはコインの裏表のようなもので、会社が善循環の源となる『五方よし』が
令和時代のキーワードになることを宣言します。

地球よし(空間)、未来よし(時間)のように自分たちの
立ち位置や意識を動かすことで観る風景が大きく変わってきます。
変わるということは、これまでできなかったことを
できるようにするということです。

この『三方よし、五方よし』という言葉が、これから
様々なメディアで取り上げれられることになります。

渋沢栄一翁が、2021年NHKの大河ドラマ
『青天(せいてん)を衝(つ)け』
の主人公に決定しました。

次夜に取り上げようと思っているのが、
「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一は、
約500もの企業を育て、同時に約600の社会公共事業にも
関わりました。
そのコンセプトは、「道徳経済合一」です。

まさしく、「三方よし」の体現を物語で観ることになります。
2021年は、「SDGsと三方よし」が一体になって、そのワードが沸騰する
こと間違いなしです。

「伊藤忠商事」はそれを先取りをしたのですね。
どうせなら、『五方よし』と言って欲しかったのですが。
その余地を残してしまったので、

他の実績・実例をもっている会社が、

『五方よし』

の名乗りを上げることが容易に推察されます。
どんどん令和の時流を創り上げてください。

新価値創造研究所は、それを本分として挑戦される

“本気・本質・次の本流”

の会社、地域、そして個人を全面的にバックアップします。

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ

橋本元司の「価値創造の知・第276夜」SDGsシフト㉛『三方よし、五方よし』

昨日のニュースで、

“伊藤忠、企業理念を近江商人の原点「三方よし」に改定”

が飛び込んできました。
それは、SDGsと深く関係しています。
早速ネット記事(読売新聞)を引用します。

ーーーーーーーーー
伊藤忠商事は、4月1日から伊藤忠グループの企業理念を
「三方よし」に改定すると発表した。
近江商人の経営哲学として知られる
「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」
を理念として商いの原点に立ち返り、
急激な経営環境の変化に対応するという。

「三方よし」は、伊藤忠の創業者である初代伊藤忠兵衛が
重んじた言葉とされ、売り手と買い手だけではなく、
地域経済に貢献することで、経済活動が許されるという考えだ。
持続的な企業価値の向上と、社会課題の解決を図る
という現在の取り組みにつながっている。

現行の理念は、「豊かさを担う責任」で、1992年に策定した
改定は28年ぶり。広く知られた言葉を取り入れることで、
グループの結束力を高める狙いもある。
鈴木善久社長は年頭のあいさつで、
「20年は三方よしの原点に立ち返る年にしたい」
と述べていた。
---------

因みに、SDGsの世界では、その「三方よし」をベースにして

『五方よし』
1. 売り手よし
2. 買い手よし
3. 世間よし
4. 地球よし
5. 未来よし

というワードがよく使われています。

「持続性」が4.5.の空間軸・時間軸にも投影されています。
「グローバル」のビジネス競争や「自国中心主義」で
政治経済社会がとげとげしくなり、人間関係もストレスフル
なものになっています。そこに、地球危機・人類危機です。

「会社」という言葉をひっくり返せば、「社会」となり、
この二つはコインの裏表のようなもので、『五方よし』が
令和時代のキーワードになることを宣言します。

地球よし(空間)、未来よし(時間)のように自分たちの
立ち位置や意識を動かすことで観る風景が大きく変わってきます。
変わるということは、これまでできなかったことを
できるようにするということです。

この『三方よし、五方よし』という言葉が、これから
様々なメディアで取り上げれられることになります。

渋沢栄一翁が、2021年NHKの大河ドラマ
『青天(せいてん)を衝(つ)け』
の主人公に決定しました。

次夜に取り上げようと思っているのが、
「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一は、
約500もの企業を育て、同時に約600の社会公共事業にも
関わりました。
そのコンセプトは、「道徳経済合一」です。

まさしく、「三方よし」の体現を物語で観ることになります。
2021年は、「SDGsと三方よし」が一体になって、そのワードが沸騰する
こと間違いなしです。

「伊藤忠商事」はそれを先取りをしたのですね。
どうせなら、『五方よし』と言って欲しかったのですが。
その余地を残してしまったので、

他の実績・実例をもっている会社が、

『五方よし』

の名乗りを上げることが容易に推察されます。
どんどん令和の時流を創り上げてください。

新価値創造研究所は、それを本分として挑戦される

“本気・本質・次の本流”

の会社、地域、そして個人を全面的にバックアップします。

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ
SDGs五方よし

SDGsシフト㉚「価値創造の知・第275夜」:『SDGs成功の秘訣』

2019年12月27日 「グローバルスタンダード」&『SDGs成功の秘訣』

本年の「価値創造の知」コラム納めです。

ここしばらくは、SDGsシフトをテーマにして、第246夜から始めて本夜で30の連載になりました。
そこで、いい区切りなので、皆様に、いま思っているSDGs関係の重要な二つのコトをお伝えします。

一つは、SDGsを「グローバルスタンダード」とする先行認識
もう一つは、SDGsの「成功の秘訣」です。

それでは、一つ目から綴ります。
今月の中ごろに開催された「COP25」と絡めた内容です。

今月、スペイン・マドリードで国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が開催されました。
小泉進次郎環境大臣の脱石炭を示せない演説に対して厳しい批判の目が向けられ、国際環境NGOが「化石賞」を贈ってその消極的な姿勢を批判したと報じられました。

同月17日の閣議後記者会見で、COP25で石炭火力発電の利用に対して日本が批判されたことに触れ、「今は、脱化石燃料は現実的に無理だが、(将来的には)減らす」と述べ、見直しに向け国内調整に尽力する考えを示しました。

「COP25(気候変動枠組条約締約国会議)」とは、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標として、1992年に採択された「国連気候変動枠組条約」(UNFCCC)に基づき、1995年から毎年開催されている年次会議です。
「パリ協定」は、先進国も途上国も公平に、温室効果ガス削減への責任を担うという歴史的な国際約束です。一国の利害や対立を超え、地球の未来のために行動することをうたって2015年に合意されました。

本年、190を超える国と地域が参加した「COP25」では、
・温室効果ガスの削減目標を引き上げるよう各国に促す記述、
・来年から始まる温暖化対策の国際的な枠組み、「パリ協定」の実施に必要なルールの一部、
をめぐって意見がまとまりませんでした。

それらに継続的に取組み、さらに広範な規模の社会課題をも包摂して、取り組んで実現しようというのがSDGsです。
身の回りをみても、今年起きた甚大な自然災害、惨状をどう自分ゴト化、日本ゴト化、SDGs化するのかが問われています。

重要なことは、今よりも良い未来の実現を目指す「SDGs」を『グローバルスタンダード』として自主的に先取りすること、認識することです。
自分ゴトなのですが、前職パイオニア社では、それまでなかった「異業種コラボレーション」によるヒット商品緊急開発プロジェクト(第14夜)の成功や、5年後・10年後の将来を読み解く「シナリオプランニング」(第10夜)による成果は、
「すでに起こった未来」(ドラッカー)の様に、体系的、本質的に将来を洞察することで引き寄せることができます。

すでに起こったことを観察すれば、それがもたらす未来が見えてくる。 いずれ顕在化する大きな変化を読み解く鍵は水面下で起きている兆候にある。
ドラッカーは、それらの兆候を “すでに起こった未来”と呼んでいるのですが、「気候危機」「地球危機」「人類危機」は水面下ではなくもう水面上に顔を出しています。
地球危機、社会危機、経済危機を利害を異にする多くの国々を一つのベクトルにまとめていくのに、このSDGsは「グローバルスタンダード」という求心軸に押しあがっていくのは明らかです。
その認識を持っている会社と持っていない会社では、大きな差が生まれるのは確実です。

このSDGsは罰則を科していないのが特徴で、以前にも綴りましたが、自主・自立・自律が前面に出て、これまでの護送船団方式の横並びの様に、ぼーとしていると置いていかれてしまう怖いルールなのです。
「受け身」の姿勢ではなく、能動的に把えて行動していくことが求められます

このピンチをチャンスに変えることのトリガーとして、国際的枠組みである「SDGs」を活用するという情報・知識が、日本の中でまだまだ伝わっていないというのが大きい課題ですね。
チャンスに変えるには、 知恵・バリューイノベーション・リーダーシップ、パートナーシップが必要なのですが、その壁を次々に乗り越えていくことが、企業に、地方自治体に、日本に求められています。

さて二つ目に、SDGsの「成功の三位一体の秘訣」を綴ります。
ご理解を深めていただくために図をご用意しました。

基本は三つの輪です。
①本業:経済価値
②SDGs:社会価値
③価値創造

持続可能な将来を創るためには、
社会価値(社会課題解決)と経済価値(利益)の両立が必要です。

そのために、5年後、10年後に上記が実現しているイメージを持って、少し大きな目標である「ありたい姿」を描くことが必要です。
どの山に登ろうとするのかが、それが遠くであろうともその輪郭がなければ、社員は動きようがありませんね。
視界を上げて制約を外し、
・実現したいコト
・社会に役立ち、社会から感謝されるコト
を踏まえて、自分たちの望みを描くプロセスが、従来のボトムアップアプローチ、改善アプローチと異なることです。
これが想像というステージの必要条件です。

それを実現するためには、それを推進し、実現する「成長エンジン」が必要です。
その成長エンジンは、強い「ミッション(深い知)」「ビジョン(高い知)」を土台にして、磨き上げ、立ち現れてきます。
この検討ステージをないがしろにすることが失敗の大元なのです。

このステージの創造が実現の要(かなめ)であり、新価値創造研究所は価値創造のプロフェッショナルです。
この輪は創らねばならない「必要」領域です。その実現のためには、自社単独では難しいことが多く、異業種パートナー、支援パートナー等のつながりが必要なのが特徴です。

この三つの輪を統合して、社会から感謝される「バリューイノベーション(広い知)」を構想し、実行し、更新することがSDGs成功の秘訣であり本質です。

先ずは目前の細部の検討にいかないで、SDGsをルール・ツール・ロール(第54夜、第80夜・第142夜)として、大きな視野・視座で未来から眺めてみる。
そして、この三つの輪を意識して、整理しながら統合・新結合していく。それが成長・成功への道筋です。

さてさて、来年は、東京オリンピックと共に、「SDGsの飛躍の年」になると宣言します。
共に力を合わせて、輝かしい未来を創りましょう。
それでは、皆様よいお年をお迎えください。

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ

SDGs三位一体99

SDGsシフト㉙「価値創造の知・第274夜」『ありたい姿と自分ゴト』

2019年12月16日『二つでありながら一つ』

「SDGsを実現するための一番のポイントは?」という同じ質問が先週・今週と続きました。

・「『①ありたい姿と②自分ゴト』の二つを高めてワンセットにすること」
と答えました。

「①ありたい姿」には、統合力と構想力(想像力と創造力)が必要です。
「②自分ゴト」には、響感力と当事者意識が必要です。
この二つは、心性・感性・知性が絡んでくるのでなかなか手ごわそうに見えるのですが、それを手に入れることでSDGsシフトの道筋が観えきます。

SDGsの本質は、「今よりも、地球・社会・一人ひとりの将来を良くしたい」という世界中の想い(ニーズ)に応えることにあります。
それを立脚点として、その社会価値と経済価値(利益)を統合していくこと。ボランティアでは長続きしませんから、持続可能にすることが必要です。
世界ニーズ、社会ニース、顧客ニーズに応えられれば、対価が巡ってきます。

いま、これまでのやり方、考え方の延長上に「ありたい姿」が観えていて、社員が「自分ゴト」として、やりがい・生きがいをもって働いているのであれば素晴らしい経営です。
ところが多くの場合は、現在と変化の激しい10年後に「これまでのやり方・考え方」では成長が見込めなくなっているのが見えているのが実情です。

しかし、「(経営)危機はチャンス」でもあります。

その時に、
1.「世界のニーズ」であるコト
2.「国・行政・金融・顧客」が後押しがあるコト
3.「各目標との有機的なつながり」の中に価値が発現するコト

この「SDGsの国際的枠組み」を上手に使って「自社の経営体質」を変え、「将来の経営危機」を乗り越えるツール(手段)・ロール(役割)として実践されてみてはいかがでしょうか?

「国際的枠組み」の参考事例として、「ベトナム(共産党による一党支配体制)のTPP(環太平洋パートナーシップ)参加」をみてみましょう。

ベトナムはTPPを、WTOよりも高度かつ広範な義務を伴い、将来の自由貿易協定のモデル構築を狙う「新世代の自由貿易協定(FTA)」と位置付けています。
・国有企業をなくす(非商業的援助の禁止や他締約国の企業や物品・サービスに対する無差別待遇の付与など)
・強権的なディールはいけない
・賄賂はいけない
・労働者の諸権利
・知的財産
等々、
社会主義の国でありながら、上記の決断は容易なものではなかったはずです。

それでも、「自力ではできないことをTPPの国際的な枠組みの中で自らを変えてゆく」
ことに舵をきりました。隣国の中国の脅威も勿論あったのでしょう。

・「自力・自社ではできないことをSDGsの国際的な枠組みの中で自らを変えてゆく」
と置き換えてみましょう。

その時の重要なポイントが、
「『ありたい姿と自分ゴト』の二つを高めてワンセットにすること」
にあります。

『ありたい姿と自分ゴト』は、コインの裏表なのです。
響感・共感できる「ありたい姿」がなければ、社員は「自分ゴト」になりません。
SDGsが「自分ゴト」になっていなければ「ありたい姿」には到達できません。

第264夜の吉野彰さん絡みで“二つでありながら一つ”について綴りましたが、
重要な心得であり方法なので引用します。
---------

第33夜(禅と価値創造③)で、“二つでありながら一つ”を綴りました。
イノベーション(新結合)の本質もここにあります。(第17夜)

『禅(ZEN)』の修行で一番大切なコトは何だと思いますか?
それは、「二つ」にならないということにあります。
座禅の姿勢は、「結跏趺坐(けっかふざ)」という右足と左足を組んでいますね。

この姿勢は、『二つではない、一つでもない』という「二元」性の「一者」性を表わしています。
これが、もっとも大事な教えです。(引用:禅マインド)

もし私達の心と身体が二つである、と考えるとそれは間違いです。心と身体が一つである、と考えるとそれも間違いです。私達の心と身体は、“二つでありながら一つ”なのです。
私達は普通、もし何かが一つ(単数)でなければ、それは二つ以上(複数)であると考えます。けれども実際の人生の経験に照らしてみましょう。
私達の人生は、複数であるばかりではなく、単一です。私達は、互いに支え合うと同時に自立しています。

「色即是空」というのは、「現実=色」に問題・課題があるのなら、先ず心を無にして、「大元=空=大切なこと=真心」に戻りなさいと教えてくれているように思います。
そして、「空=大元=真心」に戻って従来のしがらみや常識から解き放たれて、その本質(=コンセプト=核心)を把えてから「現実=色」を観ると
新しい世界(=現実=色=確信)が観えるということではないでしょうか。その確信を革新するのがイノベーションであり価値創造です。
---------

SDGsという枠組みを活用して、自社経営を大元(=空)で把えて、『ありたい姿と自分ゴト』を同時に実現(=色)する。
登る山(ありたい姿)の輪郭が観えて、その山に登ることに響感・共感できれば、やる気が芽生えます。
登る山を描くことに最初から参画していれば尚更です。

また、「強烈な危機感、自分ゴト化」を持っていれば、自立(外的)・自律(内的)の独り立ちにより、『ありたい姿』に早く近づく可能性が高まります。
そのような社風、社員を醸成されていることが有効です。

先週、長女が1歳2か月の孫を連れてきました。
色々なものを認識して、「あっ」「うっ」と対象を指刺して盛んに声に出していましたが、その真っ最中にお付き合いするのは、自分にとっては至福の時間です。
統合して言葉になっていくのは、『ありたい姿』を描くのに似ているところがあります。最初は、「まねぶ」から入って「まなぶ」のですね。

最初に、「SDGsの枠組み」を使って真似ていく、なぞっていく方法があります。
そこからではなくて、いきなりSDGsと将来事業の本質を把えて、ある補助線や欠けたピースを迅速に埋めることで一つ上のレベル、構想に到達する方法もあります。

多様なアプローチのグラデーションの中で、『ありたい姿と自分ゴト』をあざなえる縄のように、自在にナビゲートして、成長経営(SDGsシフト)に到達していただくことが私たちの役割です。

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ
SDGs二つでありながら一つ

SDGsシフト㉘「価値創造の知・第273夜」『新価値創造展2019』

2019年11月29日 経済価値と社会価値の両立 ~SDGsの企業実装~

「新価値創造展2019」が東京ビッグサイトで開催(11/27~11/29)されています。
ご支援企業が出展しているので、「新価値創造展2019」の初日午前から行きましたが、他社のブースの説明も皆さん活気があって前向きでついついたくさんの展示を傾聴してしまいました。
やはり、そのことでこちらも多くの刺激があって創発が進みます。

さて、中央ステージの真横には、SDGs(~あらゆる人々の笑顔と未来を支える~)の特別展示があり、それが今回の目玉になっていました。
ハンディガイドのトップページもSDGsが中心です。時代が「SDGsにシフト」していることがわかりますね。

その中で自分が最も注目したのは、大企業・中小企業の連携による「介護サービスの飛躍的な変革(S-108)」でした。
パナソニック社が「この指とまれ」をして、「人手不足に対応する介護支援プラットフォームを関連企業7社と連携。センシング技術と家電、介護現場を融合した展示を行っていました。
将来の介護サービスでは、更なる負担、負荷が予測される中で、この横串連携による大幅な負担減が実現されている実データをみて、この様なナイスな連携が多くの場で行われ、今よりももっと良い社会、未来を創れるようにしたいと思いました。

さて、初日の午後には中央ステージでパネルディスカッションがありました。
そのテーマは、
「経済価値と社会価値の両立 ~SDGsの企業実装~」

「経済価値と社会価値の両立」とは、CSV(Creating Shared Value:『経済的価値と社会的価値を同時実現する共通価値の戦略』)のことです。
日本では、「共通価値」「共有価値」などと訳され、CSVは、企業にとって負担になるものではなく、社会的な課題を自社の強みで解決することで、企業の持続的な成長へとつなげていく差別化戦略です。

つまり、CSVを推進してきた企業は、そのままSDGsにリーチしているのです。
SDGsは、社会的課題・地球的課題・未来的課題を17の目標(ゴール)の整理と、企業の長期的な成長のためのESG「環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもの」というプロセスが統合したものです。

各パネラーは、具体的な企業実装の例を説明していましたが、それらの違う業界・業種の複数の失敗・成功例を知ることで、そのモデルを自社に当てはめて「置換する」ことで成長・再興につながることが多いので是非トライされることをお奨めします。
この「置換力」を意識して磨くことが重要です。

また、上記で「介護サービスの飛躍的な変革(S-108)」の大企業・中小企業の連携をピックアップしましたが、一社だけではできないことでも連携(One Team)することでアドバンテージ(前進・優位性)を得ることができます。
自社の業務の前後左右を観てつなげること、前後にあるセンシングやAIを取り入れることで今までできなかった価値を創り出すことができるようになります。そのための実装も容易になってきました。
今回の展示には、そのような実装のテーマがあふれていました。

「次の一手」で求められるのは、
・この指とまれ
・横串で通す
ことです。
そこには「共感」するビジョン(高い知)が必要ですね。

自分は、20年前に前職パイオニア社で、「ヒット商品緊急開発プロジェクト」でそれらを実践してきました。
社内で横串を通す、社内外で横串を通す、というのは結構たいへんなのです。
そこには、「この指とまれ」のリーダーシップが求められます。

SDGsは、「この指とまれ」がやり易いルール、ツール、ロールを内包しています。
SDGsを是非とも
①わかり
②変わり
③できる
ようになってください。

新価値創造研究所は、上記を全力でサポートします。

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ

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新価値創造展2019

2019年11月27日 変える力、創る力、続ける力
一昨日、昨日と、ご支援企業が出展している「新価値創造研究展2019」(東京ビッグサイト)に行きました。皆さんの説明は、活気があって前向きでついつい多くの展示を傾聴してしまいました。こちらも刺激されてしまいます。
中央付近に2か所、SDGs(~あらゆる人々の笑顔と未来を支える~)の特別展示があり、SDGsを通して横串したテーマ群には日本を変える大きなパワーと将来を確信しました。
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SDGsシフト㉗:橋本元司の「価値創造の知・第272夜」『経営者・社員のお悩みゴト』

2019年11月22日 「SDGsシフト」取り組みの本質

新価値創造研究所のホームページ(https://shinkachi.biz/)を6年ぶりに全面リニューアルオープンしました。
2030年を見越したときに、新価値創造研究所の「コア・コンピタンス(他社に真似できない能力)」と「SDGs」を、つなげることが「社会(会社・地域)、地球、未来に役立つ」ことが確信できたからです。
そのコンセプト「SDGsシフト」と共に、リニューアルオープンをこれまでお世話になった多くの方達にメールを差し上げました。

そうすると多くの方から「本音のお悩みゴト相談」がありました。
現在、「SDGs」ビジネスは、先行する大手企業の動きに反応して、「お金のにおい」がプンプンしてきていることを含めて、「SDGs」を取り組む必要性があると答えている企業は昨年の倍になっています。
その様な中で、いま、巷間(こうかん)のフォーラムやセミナーのテーマは、
・「SDGs」の理解
・「SDGs」をどう本業に紐づけるか?
・「SDGs」をどう経営に落とし込むか?
が中心になっています。

目を転じて、今回の「お悩みゴト相談の現場」には下記の様に大きく二つありました。
1.「SDGs」を経営に取り込む以前の課題
①「SDGs」よりも「右肩下がりの目の前の売上をあげること」が経営者の最優先事項である
②社員たちの多くが「現状の延長上に未来はない」と肌で感じている
③経営者が「SDGs」に興味を示さず、それをチャンスにしたい社員達の閉塞感のギャップが広がる

2.「SDGs」を経営に落とし込むときの課題
④「SDGs」をこれまでできていたことをマッピングするだけで満足してしまう
⑤「SDGs」と紐づけて「新展開」「次の一手」に踏み出す検討・議論をしない
⑥社内で検討したが、「SDGs」を紐づけた「成長戦略」がなかなか描けない

上記1.の「お悩みゴト相談」が全体の70~80%くらいでしょうか。
自分も前職パイオニア社で、かなりの右肩下がりになってしまった現場で格闘していましたから、その状況や気持ちはよくわかります。
行き詰っている時には、八方ふさがりの様に見えていても、違う視点、視座で観ると「成長の余白や種」(第22夜、第76夜)が必ずあります。
それを経営者と共感・共有できるかがポイントなのですが、それが結構難しいことを痛感してきました。
(そのため、多くの人のその様な痛さ、辛さをなくすために新価値創造研究所を立ち上げました)

課題解決の糸口、心得、手順をこの「価値創造の知」第246~271夜にわたって綴ってきました。
「1.「SDGs」を経営に取り込む以前の課題」の場合は、まず、「経営者」を外部の人たちとの会合、フォーラム等で、「SDGs」のメリット、本質について触れて感じて貰うことです。あるいは、外部を交えた勉強会に出席していただくことが有効です。

1.2.を含めた、「多くのお悩みゴトを整理」したものが下記(及び添付図)になります。
・現在のやり方の延長上に「自社の未来」はないと思う
・社会変化の中で「10年後の姿」がイメージできない
・経営者・社員が「質の高い」仕事に移行できていない
・将来への「持続可能な成長エンジン」が描けていない
・顧客、社会、世界から「感謝」される会社になりたい
・「社会に役立つ」&「儲ける」ことを同時に達成したい

ズバリ、その本質は『将来構想(あり方)、成長エンジン(やり方)、経営羅針盤(進み方)』の不足・不備にあります。

課題解決の手順は、「SDGs」と「本業(現事業)」をわかりやすく具体的に重ね合わせ、一段階上のレベルで方向を定め、
・「SDGs(あり方・目標設定)」
・「成長エンジン(やり方・コアコンピタンス)」
・「経営羅針盤(進み方)」
と共に新しい事業を生む企業改革活動を推進することにあります。

『将来構想(あり方)、成長エンジン(やり方)、経営羅針盤(進み方)』は経営革新が伴うため、自前の構築が難しいのが通常です。
令和時代の経営革新ができる外部パートナーを活用されることをお薦めします。

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ
SDGsお悩み相談999

SDGsシフト:『朝日SDGsフォーラム』

『総合的』に把えて、『統合的』に取り組む

朝日新聞社が主催の「SDGsフォーラム」のお知らせが届いたので、11月11日夕刻に有楽町朝日ホールに行きました。一番大きなホールで800人くらいの収容なのに満席でした。
どこがフォーラムの主催かで、来場される方達の年代や雰囲気がガラッと変わるので、それを観察するのも自分の仕事のひとつです。
17時の開場なのですが、すでにいっぱい並ばれていて、関心の高さが伝わってきました。全体的に中小企業の経営者が多いように感じました。
女性は20%くらい。興味深かったのが、親子連れの女子高校生が数組いたことです。いろいろな想いが集まっているのがわかりました。

 フォーラムでは、講演、パネルディスカッションを通して、SDGs策定の背景や意義、日本の現在の立ち位置や今後の期待などの話が中心でした。

プログラムは、外務大臣政務官の挨拶から始まり、コロンビア大学・ジェフェリーサックス氏の基調講演「Experctations of Japan」、後半は、著名3人のパネルディスカッションでした。
根っこにあるのは、
・人類が地球を変える力を持ってしまったこと
・「気候変動」ではなく、「気候危機!」であること
・「気候危機」を共有し、今までのやり方ではぜんぜん足りないので、自分たちで考える集団にすること
・「気候危機」は、SDGs17ゴール(目標)全てと不可分であること
・それでは、いったい「SDGs」をどう行動(経営)に結びつけるのか?

メインテーマは、「SDGsを行動に落とし込む」
主催者から、アンケート結果では、「SDGsをどう行動におとしこんだらいいのかわからない」というのが多かったのが選んだ理由と云う案内がありました。
今は、
・経営者が「実際どうやって行動に落とし込んでいいのかわからない」という悩みが多いのです。

一例として、地球の温暖化が広がることで、「顧みられない熱帯病」も温帯部にどんどん進みます。
貧困、健康、教育等々、様々な問題に広がってきます。
そう、一つのSDGsゴール(目標)だけではなく、他のゴール(目標)と「不可分なつながり」を検討されること。
この「不可分」というのが重要なキーワードの一つです。

また、「SDGs・目標5」には、「ジェンダー平等を実現しよう」があります。性別に関わらず平等に機会を与えられる「ジェンダー平等」な社会を実現したいのです。
しかし日本は、先進国といいながらこのテーマには随分と遅れています。
・いま、御社は平等な雇用、昇進、配分をされていますか?
・2030年の「ジェンダー平等」には、どのような状態がありたい姿ですか?
・なぜ御社はこれまでそれが進まないのでしょうか?
それを考えると、教育・経済・社会・環境とつながってきますね。
私たちはついつい得意なことをテーマに選んでしまうのですが、自社の「社会への『負』」を検討することで、様々な気づきとチャンスが湧出します。

大きく整理すると、「『総合的』に把えて、『統合的』に取り組む」ということです。

入門は一つのテーマでいいのですが、実践では一つの目標だけをピックアップしてはいけません。目線が狭く低くなってしまいます。
入り口は何番でもいいという心構えで、そこから17ゴール全てに広げてみること。「不可分」な中に独自のチャンスが埋もれているのです。

等の切り口がパネラーの方達から紹介されました。他にもキラリとした参考事例を紹介されました。

さて、このフォーラムでは話題になりませんでしたが、とても重要なことは、『SDGs』は自発的・自主的な取組みが基本だということです。
できる人(会社)ができるところから迅速に着手できるルールになっています。
「チコちゃんに叱られる!」ではないのですが、これまでの護送船団方式の横並びの様に、ぼーとしていると置いていかれてしまう怖いルールなのです。

今年(2019年)のSDGs取組みは2極化(10:90)していて、これまでの啓蒙・手探りのステージから、一気にアクション(実践)モードに移っているのが現実です。どんどん差がついていってしまうのが気になります。
CSR(企業の社会的責任)で気になるところが「慈善事業」や「単なるコスト」、「守りの経営戦略」として把えていて、本業と合体して「持続可能な社会への取り組み」になっていないことにあります。サッカーで言えば、守ってばかりいたのでは、点(ゴール)が取れません。
片手間でやっていても置いていかれるだけです。

是非、「目の前の本業の課題」と「社会変化を洞察した2030年の課題」を併記してみてください。。
一段上の視座を持つことで、観える経営の姿は大きく変わって観えます。
「課題を高く大きくする」と自信を失ってしまって着手できないように想いますが、素敵な「目標」を掲げることで応援してくれる人、アイデア、お金等が集まってくる時代です。
それは、自分が第14夜「ヒット商品緊急開発プロジェクト」で「この指とまれ」で実践した経験です。今はもっとチャレンジ環境が進化しています。

さてさて、このコラムの第8夜で、『「わかる」ことは「かわる」こと』を綴りました。
SDGsの『本質』を経営者が「わかる」ことが重要です。それを「自社の本来と将来」に落とし込むこと。そうすれば、納得して「かわる」ことができます。
「かわる」とはどういうことでしょうか?
それは「できないことが、できるようになる」ということです。

「わかる」→「かわる」→「できる」の順です。

ついつい従来の癖で、「方法」に頼ってしまうのですが、SDGsの精神で持続可能にするためには、「目的をつくる」ことが重要です。
情熱・大志がそれを後押しします。
そのためには、自分ファースト、自分中心ではなく、「利他の精神」がとっても大切です。
更に、限られた市場の中で、パイの奪い合う「競争」ではなく、パイを広げて「共創・共生に届くこと」が理想の姿です。そこには、たくさんの「地球人」の笑顔・しあわせが待ち受けています。

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ
SDGs朝日フォーラム

SDGsシフト㉖ 橋本元司の「価値創造の知・第271夜」『朝日SDGsフォーラム』

2019年11月16日 「わかる」→「かわる」→「できる」

朝日新聞社が主催の「SDGsフォーラム」のお知らせが届いたので、11月11日夕刻に有楽町朝日ホールに行きました。一番大きなホールで800人くらいの収容なのに満席でした。
どこがフォーラムの主催かで、来場される方達の年代や雰囲気がガラッと変わるので、それを観察するのも自分の仕事のひとつです。
17時の開場なのですが、すでにいっぱい並ばれていて、関心の高さが伝わってきました。全体的に中小企業の経営者が多いように感じました。
女性は20%くらい。興味深かったのが、親子連れの女子高校生が数組いたことです。いろいろな想いが集まっているのがわかりました。

フォーラムでは、講演、パネルディスカッションを通して、SDGs策定の背景や意義、日本の現在の立ち位置や今後の期待などの話が中心でした。

プログラムは、外務大臣政務官の挨拶から始まり、コロンビア大学・ジェフェリーサックス氏の基調講演「Experctations of Japan」、後半は、著名3人のパネルディスカッションでした。
根っこにあるのは、
・人類が地球を変える力を持ってしまったこと
・「気候変動」ではなく、「気候危機!」であること
・「気候危機」を共有し、今までのやり方ではぜんぜん足りないので、自分たちで考える集団にすること
・「気候危機」は、SDGs17ゴール(目標)全てと不可分であること
・それでは、いったい「SDGs」をどう行動(経営)に結びつけるのか?

メインテーマは、「SDGsを行動に落とし込む」
主催者から、アンケート結果では、「SDGsをどう行動におとしこんだらいいのかわからない」というのが多かったのが選んだ理由と云う案内がありました。
今は、
・経営者が「実際どうやって行動に落とし込んでいいのかわからない」という悩みが多いのです。

一例として、地球の温暖化が広がることで、「顧みられない熱帯病」も温帯部にどんどん進みます。
貧困、健康、教育等々、様々な問題に広がってきます。
そう、一つのSDGsゴール(目標)だけではなく、他のゴール(目標)と「不可分なつながり」を検討されること。
この「不可分」というのが重要なキーワードの一つです。

また、「SDGs・目標5」には、「ジェンダー平等を実現しよう」があります。性別に関わらず平等に機会を与えられる「ジェンダー平等」な社会を実現したいのです。
しかし日本は、先進国といいながらこのテーマには随分と遅れています。
・いま、御社は平等な雇用、昇進、配分をされていますか?
・2030年の「ジェンダー平等」には、どのような状態がありたい姿ですか?
・なぜ御社はこれまでそれが進まないのでしょうか?
それを考えると、教育・経済・社会・環境とつながってきますね。
私たちはついつい得意なことをテーマに選んでしまうのですが、自社の「社会への『負』」を検討することで、様々な気づきとチャンスが湧出します。

大きく整理すると、「『総合的』に把えて、『統合的』に取り組む」ということです。

入門は一つのテーマでいいのですが、実践では一つの目標だけをピックアップしてはいけません。目線が狭く低くなってしまいます。
入り口は何番でもいいという心構えで、そこから17ゴール全てに広げてみること。「不可分」な中に独自のチャンスが埋もれているのです。

等の切り口がパネラーの方達から紹介されました。他にもキラリとした参考事例を紹介されました。

さて、このフォーラムでは話題になりませんでしたが、とても重要なことは、『SDGs』は自発的・自主的な取組みが基本だということです。
できる人(会社)ができるところから迅速に着手できるルールになっています。
「チコちゃんに叱られる!」ではないのですが、これまでの護送船団方式の横並びの様に、ぼーとしていると置いていかれてしまう怖いルールなのです。

今年(2019年)のSDGs取組みは2極化(10:90)していて、これまでの啓蒙・手探りのステージから、一気にアクション(実践)モードに移っているのが現実です。どんどん差がついていってしまうのが気になります。
CSR(企業の社会的責任)で気になるところが「慈善事業」や「単なるコスト」、「守りの経営戦略」として把えていて、本業と合体して「持続可能な社会への取り組み」になっていないことにあります。サッカーで言えば、守ってばかりいたのでは、点(ゴール)が取れません。
片手間でやっていても置いていかれるだけです。

是非、「目の前の本業の課題」と「社会変化を洞察した2030年の課題」を併記してみてください。。
一段上の視座を持つことで、観える経営の姿は大きく変わって観えます。
「課題を高く大きくする」と自信を失ってしまって着手できないように想いますが、素敵な「目標」を掲げることで応援してくれる人、アイデア、お金等が集まってくる時代です。
それは、自分が第14夜「ヒット商品緊急開発プロジェクト」で「この指とまれ」で実践した経験です。今はもっとチャレンジ環境が進化しています。

さてさて、このコラムの第8夜で、『「わかる」ことは「かわる」こと』を綴りました。
SDGsの『本質』を経営者が「わかる」ことが重要です。それを「自社の本来と将来」に落とし込むこと。そうすれば、納得して「かわる」ことができます。
「かわる」とはどういうことでしょうか?
それは「できないことが、できるようになる」ということです。

「わかる」→「かわる」→「できる」の順です。

ついつい従来の癖で、「方法」に頼ってしまうのですが、SDGsの精神で持続可能にするためには、「目的をつくる」ことが重要です。
情熱・大志がそれを後押しします。
そのためには、自分ファースト、自分中心ではなく、「利他の精神」がとっても大切です。
更に、限られた市場の中で、パイの奪い合う「競争」ではなく、パイを広げて「共創・共生に届くこと」が理想の姿です。そこには、たくさんの「地球人」の笑顔・しあわせが待ち受けています。

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ
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SDGs朝日フォーラム

『SDGs CEOセッション』

日頃仕事でお世話になっているサーキュレーション様から「SDGsCEOセッション」のお便りがあり駆け付けました。
そこには、SDGパートナーズの田瀬CEOの名があったからです。

先週金曜(11/8)の夜のセッションでしたが熱気がありました。
そこでは、
1.SDGsとは?
2.何故、SDGsに注目が?
3.SDGsのメリットって?
4.経営者としてどうとらえる?
5.具体的に何から取り組めばいい?

という順番で、サーキュレーションCEOとSDGパートナーズCEOのセッションが続きました。

今までビッグなフォーラムやセミナーの多くに参加してきましたが、これまでの中で一番中身のある本質的な内容でした。

Q.何故、SDGsに注目が集まっているのでしょうか?
A.「お金の匂い」がし始めているからですよ。GAFA、金融等々が大きく動いています。

Q.どう取り組めばいい?
A.今までできていたことをSDGs17ゴールとマッピングしているのでは負けてしまいます。
「他社にできないことをやる、そのためにパーパスとコアコンピタンスを突き詰めること」
SDGを「スゴイゾ、ドンドン、ガンバレ」で。

Q.経営者としてどうとらえる?
A.、経営者が「社会価値」と「経済価値」の両輪で、自社を『持続可能な会社』にするにはどうしたらいいのかということを本気で検討することで、『経営者の視座(目線)』が一段上のレベルに上がることです。(ここが社員、関係者にとって大きな救いになります)
つまり、皆さんの会社の経営者が「社会課題と会社利益」を統合して、「自社の未来(10年後)ビジョン」を語れるようになることにあります。

等々、全体のほんの一部なのですが具体的で切実的な内容を散りばめながらの2時間でした。
そこでは表面的ではなく、「殻を破るにはどうしたらよいのか?」の実例が多くありました。

さて、ここのセッションでも、「CSR」「CSV」「ESG」というキーワードが多く飛び交いました。
自分が講演やプロジェクト支援している際に、お伝えしているものを説明します。

・「CSR」は、守りの戦略、土台です。
・「CSV」は、攻めの戦略、社会価値と経済価値の統合です。

「CSR(守りの戦略:土台)」と「CSV(攻めの戦略:社会価値と経済価値の統合)」の双方を新結合して、「SDGs(ゴール」/「ESG(プロセス)」に向かう図式になります。CSR・CSV・ESG全てがSDGsには必要です。
(SDGsとESGはコインの裏表です)
殻を破れない会社や地域は、「本業とSDGs」を合体しないで、CSRで表面的に取り繕うレベルにあるのが多いパターンです。

・CSR(守りの戦略)→CSV(攻めの戦略)→SDGs/ESG(中期経営戦略)

やはり、ポイントは、2030年の経済・社会・環境の変化を俯瞰して、「社会価値(=社会に役立つ)」と「経済価値」(=利益を創出する)の両輪(=SDGs新機軸)」を描く力(自力・インナフォース×外力・アウターフォース)にあります。
そこに、本質的な日本流(トリニティイノベーション、おもてなし、「匠」)の心得と方法を組み込むことで、アドバンテージのある大きな「違い」と「共感」が生まれます。
(新価値創造研究所HP「コラム」:「価値創造の知」第246~269夜に、『SDGs』について綴っています:https://shinkachi.biz/

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SDGsシフト:橋本元司の「価値創造の知・第270夜」㉕『CEOセッション』

2019年11月11日 SDGを「スゴイゾ、ドンドン、ガンバレ」で

日頃仕事でお世話になっているサーキュレーション様から「SDGsCEOセッション」のお便りがあり駆け付けました。
そこには、SDGパートナーズの田瀬CEOの名があったからです。

先週金曜(11/8)の夜のセッションでしたが熱気がありました。
そこでは、
1.SDGsとは?
2.何故、SDGsに注目が?
3.SDGsのメリットって?
4.経営者としてどうとらえる?
5.具体的に何から取り組めばいい?

という順番で、サーキュレーションCEOとSDGパートナーズCEOのセッションが続きました。

今までビッグフォーラムやセミナーの多くに参加してきましたが、これまでの中で一番中身のある本質的な内容でした。

Q.何故、SDGsに注目が集まっているのでしょうか?
A.「お金の匂い」がし始めているからですよ。GAFA、金融等々が大きく動いています。

Q.どう取り組めばいい?
A.今までできていたことをSDGs17ゴールとマッピングしているのでは負けてしまいます。
「他社にできないことをやる、そのためにパーパスとコアコンピタンスを突き詰めること」
SDGを「スゴイゾ、ドンドン、ガンバレ」で。

Q.経営者としてどうとらえる?
A.、経営者が「社会価値」と「経済価値」の両輪で、自社を『持続可能な会社』にするにはどうしたらいいのかということを本気で検討することで、『経営者の視座(目線)』が一段上のレベルに上がることです。(ここが社員、関係者にとって大きな救いになります)
つまり、皆さんの会社の経営者が「社会課題と会社利益」を統合して、「自社の未来(10年後)ビジョン」を語れるようになることにあります。

等々、全体のほんの一部なのですが具体的で切実的な内容を散りばめながらの2時間でした。
そこでは表面的ではなく、「殻を破るにはどうしたらよいのか?」の実例が多くありました。

さて、ここのセッションでも、「CSR」「CSV」「ESG」というキーワードが多く飛び交いました。
自分が講演やプロジェクト支援している際に、お伝えしているものを説明します。

・「CSR」は、守りの戦略、土台です。
・「CSV」は、攻めの戦略、社会価値と経済価値の統合です。

「CSR(守りの戦略:土台)」と「CSV(攻めの戦略:社会価値と経済価値の統合)」の双方を新結合して、「SDGs(ゴール」/「ESG(プロセス)」に向かう図式になります。CSR・CSV・ETG全てがSDGsには必要です。
(SDGsとESGはコインの裏表です)
殻を破れない会社や地域は、「本業とSDGs」を合体しないで、CSRで表面的に取り繕うレベルにあるのが多いパターンです。

・CSR(守りの戦略)→CSV(攻めの戦略)→SDGs/ESG(中期経営戦略)

やはり、ポイントは、2030年の経済・社会・環境の変化を俯瞰して、「社会価値(=社会に役立つ)」と「経済価値」(=利益を創出する)の両輪(=SDGs新機軸)」を描く力(自力・インナフォース×外力・アウターフォース)にあります。
そこに、本質的な日本流(トリニティイノベーション、おもてなし、「匠」)の心得と方法を組み込むことで、アドバンテージのある大きな「違い」と「共感」が生まれます。
(新価値創造研究所HP「コラム」:「価値創造の知」第246~269夜に、『SDGs』について綴っています:https://shinkachi.biz/)

価値創造から「事業創生・地域創生・人財創生」へ
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