2025年11月11日:「日本流コネクタブル」を「しる→わかる→かわる」 前夜、前前夜(第360~361夜)に、「新成長ルル三条」を綴りました。 ーーーーーーーーーー 新成長ルル三条: 日本新成長の変革(トランスフォーメーション=X)に不可欠な3大要素 1.気候沸騰⇒「生命・サステナブル」:SX⇒あり続けたい(Outer) 2.量子技術⇒「AI・デジタル」 :AX⇒知能技術活用(I/F) 3.文化経済⇒「日本流コネクタブル」:JX⇒見立て仕立て(Inner) ーーーーーーーーーー
これは、新価値創造研究所が「日本新成長のステージ」を整理、再編集した『大きい切り口』の表現であり、「日本新成長のコンセプト」です。 この内容を自治体や中小企業の皆さまにお伝えした時の反応は、 ・この『大きい切り口』では「手に負えない、扱い辛い」 との声が上がることを体験してきました。 その時に、このままの『大きい切り口』ではなくて、後述しますが、いったん『小さい切り口、小さいサイズ』の複数の事例を上げながら、例えば、それを構成する要素(部品、モジュールやサービス等)や機能、属性を使い勝手の良い状態で検討していただくと、それが『大きい切り口』に繋がることで納得、展開されることを経験してきました。 「新成長ルル三条」は、単独として存在するのではなく、体系的に[Outer、I/F、Inner]としてつながっています。 この3つを重ね、組み合わせることで、著しい相乗効果が生じてきます。 そこに、皆さんの「本業」と「新成長ルル三条」を組み合わせることで、新しい価値や成長の糸口が浮かび上がってきます。 そのための処方箋をお届けしていきます。
■ 「日本流」の土壌
それでは、3番目の『日本流コネクタブル』を紐解いていきます。 「日本流」は、皆、なじみがあり染みついているはずなのですが、その「方法」「流儀」を知らない人のほうが多数ではないでしょうか。
筆者は、幸運なことに「日本流」第一人者の松岡正剛師匠に入門(1998年)して、師匠主宰の「未詳俱楽部」(第5夜、第136夜)という場で「日本流」を体験してきました。 そこでは、毎回、格別・別格の一流人のゲストがおられる「場」に出遊して、ゲストと共に「日本という方法」を一泊二日で体験します。そのゲストを交えて夜のプログラムは進み、夜中を越えて主客一体となります。 そのゲストの方々は、樂家第15代楽吉左衛門さん、(能楽囃子大倉流大鼓方能楽師)大倉正之助さん、(下掛宝生流能楽師)安田登さん、(遠州流家元)小堀宗実さん、隈研吾さん、エバレットブラウンさん・・・
そこでは、主人と客は分離されていなくて、「一期一会」の至福の時空間が展開されていきます。 「能、大鼓、三味線、謳い、俳句、料理、書、歌、茶道、茶碗(第5夜)、建築・・・・」 それは、「日本という方法」を身をもって体感できる「格別・別格」の極上の「場」と「トキ」となりました。 その未詳俱楽部が20年続きました。日本の一流の系譜を心身で受け取りました。 その至極の体験が、本夜コラムを綴る土壌になっています。
■ 「日本流」と「文化経済」
「新成長ルル三条」の「1.生命・サステナブル」「2.AIデジタル」は、後戻りしない「気候沸騰と量子技術」の大要因で、間違いなくどの国も挑戦、適応してくるのですが、その二つの『ル』に、他の国が持っていない「日本の文化力」である3つ目の「3.日本流コネクタブル」を組み合わせることで、新しい価値が生まれてくるという見立て、確信です。
一例を上げますが、いま急進中の「2.AIデジタル」に、「おもてなし」を重ね合わせ、組み込むだけで、新しい価値・化合物が生まれてきます。 これも後述しますが、上記「おもてなし」とは、「しつらい(ハードウェア)」「ふるまい(ソフトウェア)」「こころづかい(ハートウェア)」の三位一体でできています。 その奥義・本質を知るとビジネスの様相、見え方が大きく変わり、「2.AIデジタル」を組み合わせる道筋が見えてきます。
「日本流」の『「匠(たくみ)』、『間(ま)』、『勿体(もったい)ない』、『○○道』、『アニミズム』等々は、外国人には理解しづらい、他国に見られない日本の「文化力」が息づいています。 そして、その「文化力」が触媒となって「社会力」「経済力」につながっていきます。
・「文化が先行して、その後に経済が起こる」(第136夜)
21世紀は、「文化」が経済を引き連れてくる「文化経済の時代」の本格的到来です。 (アップルは、「iPhone文化」を創ることで、経済(利益)を大きくしていきましたね) 前職パイオニア時代も、オーディオ製品やヒット商品創出の先にある「文化を創る」(カラオケ、CD・DJ、異業種コラボレーション等)ことをいつも念頭においていました。
■ 「日本流」と「美意識」
それでは、「日本流」を彩る項目をピックアップします。
A.「おもてなし」の心 B.「匠(たくみ)」の技 C,「間(ま)」の知 D,「もののあはれ」 E.「勿体(もったい)ない」 F,「○○道」
いかがでしょうか。 あらためて、小さい時から知らず知らずに私たちの生活や意識の中に入り込んで、それらが息づいていますね。 それぞれの説明することが、言葉では説明し辛いし、私たちは学校教育の中で、その「中身」「方法」「構造」も含め教えてもらっていません。 その為、上記A.B.Cの構造・方法については後述しますが、
重要なことは、そこに通底するのは、日本人の『美意識』ではないでしょうか。
・何故、海外から多くの外国人観光客が来るのでしょうか? ・いったい、日本の何に興味・関心があり、体験したいのでしょうか?
私たちはもっと「日本人の美意識」という土台・基盤(OS)を「しる→わかる」必要があります。 なぜならば、それが、上記「1.生命・サステナブル」「2.AIデジタル」を花開かせる土台・基盤(OS)になるからです。 自分(日本)の家(「1.生命・サステナブル」「2.AIデジタル」)を建てる(組み込む)時に、土台をしっかり構築している必要がありますよね。
新価値創造研究所では、その家づくり(日本新成長づくり」の「土台」を『3つの知』に置いています。 その「3つの知(方法)」と「日本人の美意識(心)」はコインの裏表です。
■ A,「おもてなし」とは?
「おもてなし」については、本コラムで多くを綴ってきました。(第2夜、第4夜、第93夜、第209夜) ・茶道、花街、旅館、着物、祭、・・・ サービスの極意は日本文化の「おもてなし」にあります。 それは、禅を源流とする「主客一体」「一期一会」の思想を根底に抱き、「主客分離」「関係構築」を前提とした欧米の「サービス」の精神とは、全く異なった深みを持っています。
価値創造の知・第2夜から、一部を引用します。 ーーーーーーーーーーーー ・・・古くから日本に伝わる「おもてなし」とは何でしょうか。 お茶会に遊ぶと、それは、
①しつらい:茶室の和のしつらい。 ②ふるまい:作法。ふるまうこと。 ③心づかい:あれこれと気を配ること の三位一体でできていることを広島県の上田宗箇流茶会や一流の方達との交流で実感しました。
それを価値創造ビジネスに当てはめてみると、 ①しつらい=ハードウェア ②ふるまい=ソフトウェア(メニュー・プログラム等) ③心づかい=ハートウェア(ヒューマンウェア)) の三位一体となります。
これからの「ビジネスの高度化(図解)」にはその変遷を載せていますが、 私達のビジネスは、
モノ → コト → ヒト
を三位一体でプロデュースする時代になっています。 元々「おもてなし」のDNAを持っている民族ですから、ニッポンの出番です・・・ ーーーーーーーーーーーー
ここでお伝えしたいのは、「おもてなし」とは、「しつらい・ふるまい・心づかい」の三位一体でできていることです。 重要なことは、『一流』を体験することです。広島県の上田宗箇流茶会で「おもてなし・三位一体」の『別格・格別』を体感したときに自分の中のおもてなしの世界がガラリと変わりました。 それが「わかる」と、生活やビジネスのあらゆる『場』で応用することが可能になります。(第93~99夜参考)
・ 「しつらい・ふるまい・心づかい」に本当に必要なのは、[持ち合わせ][間に合わせ][取り合わせ]を自分で考えることです。侘び茶でいう[詫ぶ]とは、[手持ちに良いものがない]ことが前提。足りないから、待ち合わせ、間に合わせで工夫し、精一杯のおもてなしをする。 それが素晴らしいおもてなしとなるわけです。(松岡正剛師匠談加筆引用) ビジネス、行政、教育の現場では、「課題・不足」がいっぱいです。 その様な「完全」ではなく「不完全」な中で、「侘び茶」に見られる[持ち合わせ][間に合わせ][取り合わせ]を考えて、 ・「不足を転じて満足となす」 そのためには、「用意(=事前に準備をしておくこと)」と「卒意(=その場の空気や出来事に応じて、判断・行動すること)」がイノベーションの実現に求められます。
■ B.「匠(たくみ)」の技(ワザ)
「匠」については、「匠の流儀」(松岡正剛師匠編著)をベースにして本コラムで綴っています。(第309夜、第340夜参考)
--------- ・・・かつて日本の職人たちは、「才能」という言葉を「才」と「能」に分けて実感できるようにしてきた。 ごく簡単にいうと、「才」は大工や陶芸家や庭師などの人間の側がもっているもので、「能」は木や石や鉄などの素材が持っている潜在力のことである。 人間が持っている「才」が素材に潜む「能」をはたらかせるということ、この「才」と「能」との二つが合わさって「才能」だとみなしたのだった。
・・・もともと「たくみ」という言葉には技巧性、企画性、工匠性、意匠性といった意味があった。いずれも「巧みなこと」に長けていることをいう。 しかし、これらをもっと“巧み”にまとめ、仕事に従事する職人たちの才能を最大限いかすことができる者を、いつしか「匠」と呼ぶようになった。
・・・陶芸や土木や庭師だけではない。茶の湯にも能楽にも絵画にも、俳諧にも立花にも服飾にも楽曲にも、すぐれた「匠」たちがいた。 珠光、紹鷗、利休、世阿弥、禅竹、狩野派の光信や探幽、池坊の専応や専好、芭蕉や蕪村、乾山や木米、近松や馬琴・・・・。 空海や道元、新井白石や本居宣長、本年NHK大河ドラマの蔦屋重三郎・・等々、みんな「匠」なのである。 「匠」は大工さんだけではなかったのだ。・・・
・・・「匠」たちが素晴らしいのは、そこにスタイル、モデル、パターン、フォーム、モード、テンプレートといった「型」の違いを自在に持ち込んで、 それらの「型」を適切に選別しながら新たな可能性や可塑性を引き出せるのではないかと、私は思っている。・・・
ーーーーーーーーー 2015年に、上記「匠の流儀」が上梓された時に通読して、いの一番に思ったことは、 2013年10月に立ち上げた「新価値創造研究所」のメインミッションである「価値創造」と「才能」・「匠」が密接な関係でつながっているという感動でした。
A.人間側が持っている「才」 B.素材(対象)に潜んでいる「能」 C.互いに関係しあう上記の二つを結び目を見つけて掛け合わせてカタチにする「匠」
それを「図(2+1)」で表しました。
■ 参考:「匠の流儀」
「匠の流儀」(松岡正剛師匠編著)を下記3つに編集しましたが上記と合わせてご覧ください。
ーーーーーーーーーーーー 1. 匠とは、「技」だけでなく「文(あや)」を編む存在
「匠」は単なる熟練職人ではなく、技術と文化・文脈を結ぶ人です。 つまり、「手の技」に加えて、 ・「なぜこの形なのか」 ・「どんな美意識や思想がそこにあるのか」 を理解し、それを次代へ伝える存在です。 → 匠=「技」を超えて「意味」を編み出す人
2. 匠の流儀は、「継承」と「創造」のあわいにある
匠は伝統をただ守る人ではありません。むしろ、伝統を読み替え、いまに活かす翻訳者です。 古い形式を反復するのではなく、「何を残し、何を変えるか」を見極めながら、新しい文脈を生み出します。 → 匠=過去と未来をつなぐ「媒介者」
3. 匠の道は、「自己を通して世界を整える」道
匠の仕事は、自分の技を磨くだけでなく、それを通じて世界を調える行為でもあります。 素材や場、人との関係を丁寧に読み、調和を生み出す。その過程で、自己もまた鍛えられていく。 → 匠=「世界と自己の調律者」 ーーーーーーーーーーーー 上記の関係を図で表したので参考になれば幸いです。
■ C.「間(ま)」
「間(ま)」についても、本コラムで多くを綴ってきました。(第17夜、第33夜、第175夜、第151夜、第311夜)
最初に、松岡正剛師匠の講義を引用します。 ----- ・・・「間」は日本独特の観念です。ただ、古代初期の日本では「ま」には「間」ではなく、「真」の文字が充てられていました。
真理・真言・真剣・真相・・・
その「真」のコンセプトは「二」を意味していて、それも 一の次の序数としての二ではなく、一と一が両側から寄ってきて つくりあげる合一としての「二」を象徴していたそうです。 「真」を成立させるもともとの「一」は「片」と呼ばれていて この片が別の片と組み合わさって「真」になろうとする。 「二」である「真」はその内側に2つの「片」を含んでいるのです。
それなら片方と片方を取り出してみたらどうなるか。 その取り出した片方と片方を暫定的に置いておいた状態、 それこそが「間」なのです。・・・
・・・日本人にとって、「間」というのは、本当は 「あいだ」という意味じゃないんですね。、 AとBがあって、ふつうはこの二つの間が 「間」というふうに考えられているんだけれども、 実際は、AとBを取り巻く空間が「間」なわけです。・・・ ----- 上記を図解したものがありますのでご覧ください。
次に、「間(ま)」と「イノベーション」の絶妙の関係を第311夜から引用します。
・・・イノベーションとは、「既存の組み合わせ」によってできる新しい全体(魅力・価値)です。(第308~310夜) イノベーションを挑戦することによって、企業人、行政人や学生にとって最も有益なことは、 「既存の組み合わせで、自分オリジナルの思考や考えを持つことができること、そして、その成果に自信を持てること」 にあります。これがとっても重要です。 (アントレプレナーシップ養成/スタートアップ講座でも必ずお伝えしています)
さて、日本人は、既存の二つのもの(第310夜:半分と半分)を両方活かすという特性、センスがあります。 それが、「間(MA」です。 「間(MA」は、落語、映画、会話、勝負事(剣道、野球、相撲等)、茶道、書道、華道、建築(桂離宮)、等々に深く広く関わっています。 目的を「イノベーション」とした時に、その実現手段(方法)がこの「間(MA」です。 これから、「間(MA」の奥にある方法を取り出し、「新しい関係性を発見する」ための入り口から綴っていきます。
改めて「間(MA)」とは何でしょうか? 普段の言葉の中で、いっぱい使われていますね。
間際、間違い、間合い、間抜け、間延び、床の間、間かいい、間にまに、間仕切り、 間が持てない、間を合わせる、間を置く、間を欠く、あっという間 時間、空間。人間(関係) 等々 私たちは、人生・世間(せけん)でたくさんの「間(MA)」に遭遇します。 前夜(第310夜)の「一対、新しい全体」でできる『さまざまな場』が『間(MA)』です・・・ -----
私たちは、既存の二つのもの(第310夜:半分と半分、片方と片方)を両方活かして(=両立思考)、新しい[一(いち)]を創りましょう。 それが、「間(ま)」の知です。 上記でお伝えしたことがらおわかりいただけただけると思いますが、 ・「イノベーション(内側に異質なものを導入して新しくすること:第112夜、第309夜、第361夜)」 ・「間(ま)」 はコインの裏表です。 ■ 参考:「間(ま)」の構造 松岡正剛師匠の「間(ま)」の指南を参考にお届けします。
1. 「空(くう)」―構造としての間
「間」はまず、“空いている”のではなく、“働いている”空である。
ここでの「間」は単なる余白ではなく、構造的な“可変の場”。 西洋の「スペース(space)」が静的な座標であるのに対し、東洋的「間」は事と事をつなぐ働き。 松岡師匠はこれを「関係のデザイン」と呼び、 空白が情報の流れを編集する「装置」として機能していると見る。
→ 例: 書の余白、能の静止、茶室の寸法。 それぞれに「関係を呼び出す構造」が仕掛けられている。
2.「 縁(えん)」―生成としての間
「間」とは、ものごとが“あいだ”で生まれる生成のプロセス。
「間」は出来事と出来事の接続点であり生成点。 松岡師匠の言葉で言えば、「編集とは縁を編むこと」であり、 「間」はその“縁が発動する場”である。 つまり、情報・感情・行為が交差して新しい秩序が発芽するゆらぎの領域。
→ 例: 出会いの「間」、会話の「間」、都市と自然の「間」。 この「あいだ」にこそ文化が立ち上がる。
3. 「感(かん)」―感応としての間
「間」は感じ取られるものであり、測定されるものではない。
「間」は知覚の問題でもある。 松岡師匠は「感応のデザイン」や「気配の工学」という言葉で、 人と世界が“間”によって共鳴する状態を語る。 ここでは「間」が“関係を感じるセンサー”として働き、 美や調和が生まれる。
→ 例: 音楽のブレス、対話の沈黙、光と影のあわい。 人はその“間”の感触によって世界とつながる。
さて、格別・別格の松岡正剛師匠との出逢い、ご縁、ご指南が、自分の殻を大きく破り成長・脱皮する大要因になりました。 松岡師匠は永眠されましたが、 「終わりは始まりである」 を肝に銘じて、その「知」を多くの人々に届けたいと思ってコラムを綴っています。
■ 「日本流コネクタブル」
1.「おもてなし」の心 2.「匠(たくみ)」の技 3.「間(ま)」の知
を『小さい切り口、サイズ』でお伝えしてきました。 これらを「半分、片」として、「下記1,2,」と「本業」と組み合わせて化合物を生み出してみませんか。 参考に、下記1.2.も『小さい切り口、サイズ』にすると取り扱い易くなります。
ーーーーーーーーーー 新成長ルル三条: 日本新成長の変革(トランスフォーメーション=X)に不可欠な3大要素 1.気候沸騰⇒「生命・サステナブル」:SX⇒あり続けたい(Outer) 2.量子技術⇒「AI・デジタル」 :AX⇒知能技術活用(I/F) 3.文化経済⇒「日本流コネクタブル」:JX⇒見立て仕立て(Inner) ーーーーーーーーーー
「何かわかる」ということは、「見方がかわるコト!」です。 そのことを通して、これまでの「自分(自社・自地域)の境界(常識)」を越境することに繋がります。
そしてその先に、
⇒ しる→わかる→かわる→できる ⇒ これまでできなかったことができるようになります
価値創造から、「事業創生・地域創生・人財創生」へ